第213回通常国会が1月26日から150日間の予定で開かれています。NHKが国会中継をやっていますが、あまり見ません。スポーツや歌番組のようには面白くなくとも、できるだけ観なくてはいけないと思っています。しかし、観ると不愉快になり、腹が立つのです。

 

 二階俊博氏が自民党幹事長時代に約50億円も受け取った政策活動費がどうなったかは、何としても国民に説明するべきです。しかし岸田総理は「適切だったと認識している」で逃げるだけ。そのほか多くの議員が「記憶にない」「秘書が・・・」の連発で話になりません。

 

 その二階氏の秘書が、政治資金パーティーで得た利益約3500万円を政治資金収支報告書に記載してなかったとして先日、東京簡裁は罰金100万円、公民権停止3年の略式命令を出しました。何千万円と言うお金を秘書が一存でやるはずがなく、二階氏も連座すべきですが、法律がうまいこと作られているのだそうです。

 

  こんなに腐りきった制度になっていたのを今さら知って憤るのも情けない話です。それに元をただせば、選挙権を行使する国民の側に責任があるのが、主権在民のルールです。野党が頼りないのは事実に思えますが、今度の選挙は国民がこぞって選挙に行き、自民党にお灸をすえなくては民主主義の理念に反すると思います。