第7回臨書展実施要項

臨書とは、大まかに言えば、書の古典を模写することを言います。書道を学ぶ上で、書く技術を高めるためのとても大事な学びとされています。高校書道科のカリキュラムでは、臨書が重視されているのがわかります。また、古典の多くは中国の優れた書作品です。国際化時代の異文化理解の手始めとして、漢字同文の隣国の文化を知ることはとても意義があります。
 こうした目的から、書文協は幼少のうちから臨書に親しめるように工夫した臨書展を開催、今年度で7回目となりました。

1.主催

一般社団法人日本書字文化協会 実行委員長・渡邉啓子

2.後援(予定)

中華人民共和国駐日本国大使館文化部、東京都青梅市日本中国友好協会、中国書法学院、国際芸術家連盟、NPO法人日中友好交流促進会、中国国立南京芸術学院日本校、蘇州・寒山寺、蘇州呉昌碩研究会

3.作品〆切

令和4年4月22日(金)必着  ●末尾の注意事項に留意

4.応募資格

全部門とも年齢不問

5.募集部門

<臨書の部>
用紙は 半切、八ッ切、半紙
・自由課題
(高校教科書臨書教材から4文字以上)
・常設課題
(漢詩・楓橋夜泊)の1句以上、
1句中の四文字、三文字でも可
<楷書書写の部>
下記から選ぶ。用紙は半紙、八ッ切
1字:月、満、天、漁、火、城、外、の中から1文字
2字:漁火
3字:寒山寺
※用紙はいずれも縦長、縦書き使用。落款は、落款印のみは不可。

6.手本

指定課題の部は漢詩・楓橋夜泊の拓本をA3判に複写したものを、楷書漢字の部の手本(大平恵理揮毫)はA4判で計9枚。手本はいずれも1枚当たりA4判110円、A3判220円。希望者は送料110円を加えた相当額分の切手を添えて、書文協本部臨書展係りに申し込んでください。※金額は消費税込

7.出品方法

①作品に出品票を貼付する(出品票には出品券を貼付)
②応募総括用紙、応募明細用紙を同封し送付
※①②は書文協ホームページからダウンロードまたは、書文協にご請求。
※出品料をお振込みの上、その受領証またはコピーを応募総括用紙に貼付して下さい。

8.出品料

臨書の部は1点1,000円(幼児・小中学生は700円)
楷書書写の部 同700円(幼児・小中学生は500円)
個人出品は一律1点1,500円
※いずれも消費税別

9.振込先

ゆうちょ銀行   名義 一般社団法人日本書字文化協会
=振込用紙にてお振込みの場合=
記号 00130-1-728113
=上記以外からお振込みの場合=
店番 019  口座番号 当座 0728113

10.賞

大賞(臨書の部1・2から)、中華人民共和国駐日本国大使館文化部賞、中央審査委員会賞、日本書字文化協会会長賞、青梅市日中友好協会会長賞、日中文化交流促進会理事長賞、優秀賞

11.展示会

2022年5月31日(火)~6月5日(日)まで、東京都青梅市沢井2-970、澤乃井ガーデンギャラリーで開催。開催時間11:00-16:00,最終日は15:00まで。近づいたら書文協ホームページ確認してください。

12.審査員

加藤東陽(書文協中央審査委員会委員長、東京学芸大名誉教授、日本武道館書写書道審査リーダー)
加藤堆繋(同委員会委員、東京学芸大学教授、前文部科学省教科調査官)
豊口和士 (文教大学教授、文部科学省教科調査官)
大平恵理(日本書字文化協会会長)

13.作品提出先

〒164-0001 東京都中野区中野2-11-6 丸由ビル3階、書文協本部
電話:03-6304-8212
FAX:03-6304-8213
書文協ホームページ:https://www.syobunkyo.org

●作品提出上の注意

①臨書展は年度末行事ですが、状況に鑑み、締め切りを4/22まで延期してあります。出品時の学年は令和3年度(令和4年3月末まで)学年を記入してください。

②出品料、手本代は据え置きで第6回と同値段です。別に消費税が必要です。

 

写真は日本寒山寺