皆様こんばんは
4月頭にEGPで予約録画をしていると…
映画・チャンネルNECO(チャンネルネコ)で4月6日に市原悦子さん主演『平成の女教祖』というインパクトのある2時間サスペンスが放送される事になっており、タイトルからとても気になって予約録画をしていました
そしていよいよ今日拝見させて頂きました
サスペンスドラマを多く手掛けられている大映テレビさん制作で、1994年にフジテレビジョン「金曜エンタテイメント」枠で単発放送された番組でした
市原悦子さんといえば、同じ金曜エンタテイメント枠でも「おばさんデカ 桜乙女の事件帖」シリーズといった、数えきれない程のサスペンスドラマに出演されていた訳ですが、『平成の女教祖』はそういったサスペンスとは一味違った深い話でした
市原悦子さんが演じられていたのはお金を深く嫌っている邪気の無い人柄の平成の女教祖“日本正教教祖 大原達江”で、日本正教は信者からはお布施や寄付金を一切受け取る事なかった為、(別件の密告を受けた上で)それを疑念に思った新聞記者が取材を続けるうちに様々な真相を暴くという概略になっています
ストーリー・内容も感動的ですが、何よりも市原悦子さんが演じられる“日本正教教祖 大原達江”にとてつもないパワーを感じてしまいました
“日本正教教祖 大原達江”の教えは「自分を信じなさい」という内容で、私の解釈では教祖というよりはパワーのある占い師のイメージを持ちました
もちろん演技力がある市原悦子さんの演技によってそのパワーを感じられる訳ですが、テレビ画面を通じてパワーを伝える事が出来るのは本当に素晴らしいと思いました
サスペンスの場合には犯人が分かってしまっているのでメディアに保存(ダビング)する事は殆どありませんが、今回の『平成の女教祖』は犯人が重要のサスペンスではありませんのでいつでも見れる様に早速メディアに保存しました
なかなか難しいテーマですから今新規にこの様なテイストのサスペンスが制作される事は難しいと思いますが、映画・チャンネルNECO(チャンネルネコ)で『平成の女教祖』の再放送がされましたら是非ご覧ください
甲斐犬人