皆様こんばんは
昨日からゆうちょ銀行で硬貨の取扱手数料が発生するようになり、硬貨の引き出しはもちろん硬貨の預け入れにも手数料が発生する様になりました
＜窓口＞
●1枚から50枚までは無料
●51枚から100枚までは550円
●101枚から500枚までは825円
●501枚から1000枚までは1100円
●以降500枚ごとに＋550円
＜ATM＞
●1枚から25枚までは110円
●26枚から50枚までは220円
●51枚から100枚までは330円
ゆうちょ銀行のATMは全国各地にまんべんなく設置されており、一部ATMを除いて硬貨の預け入れ・引き出しが出来る事から、とても重宝していました
引き出しはともかくとして、硬貨の預け入れは影響がある方も多いと思います
私は学生時代からキャッシュレス決済が大好きで、加盟店が許す限りどんなに少額でもキャッシュレス決済を使ってきました
それでも5年位前まではキャッシュレス決済に対応した加盟店が少なかったこともあり、お財布に小銭が溜まって重くなると現在地近くのゆうちょ銀行ATMで定期的に預け入れをしていました
しかし、今ではキャッシュレス決済が飛躍的に普及し、私の生活圏のほとんどが何かしらのキャッシュレス加盟店になっていて殆ど紙幣や硬貨を利用する機会がなくなり、思い返せばゆうちょ銀行ATMで硬貨の預け入れをする機会も極端になくなりました
おそらく私の様にキャッシュレス決済を積極的にされている消費者の方には今回のゆうちょ銀行での硬貨取扱手数料有料化について特段影響はないと思われますが、キャッシュレス決済手数料の負担が大きくキャッシュレス決済を導入できないお店やキャッシュレス決済を使わない方には大きな影響があると思います
消費者が21枚以上の硬貨で支払いをしようとするとお店はそれを拒否する権利がある事が法律(通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律 7条)で定められていますが、客商売ですから実際に21枚以上の硬貨で支払いをされたい方を拒むというのは非常に難しいと思いますし、全ての店舗で21枚以上の硬貨を受け入れて貰えなくなってしまえばキャッシュレスを利用していない消費者が困ってしまう事になります
今は硬貨の預け入れ手数料が掛からない信用金庫等も、もしいずれ有料化する事になってしまったら、何かしらのキャッシュレス決済を導入した方が手数料的に安くなってしまうかもしれません
病院・ホテル・旅行業などの特定市場では、VISA・Mastercardブランドのカード決済手数料が決済代行会社により1.5％程度からとかなり低い水準になってきていますBtoBもBtoCに比べればかなり低い水準です
同様にもう少しBtoC一般市場向けの決済手数料が下がるとキャッシュレスの加盟店が大幅に増えていくと思いますが、最近は高還元率カードも多くなり、これ以上決済手数料が下がってしまうと決済代行会社・国際ブランド・カード発行会社の運営コストに見合わないのではないかとも思います
日本も韓国の様にキャッシュレス普及率が90％越えになる日が来るといいのですが、それまではお金はどうしても必要ですし、特に硬貨は全ての金融機関が有料化しないうちに預金しておいた方が良いかもしれません
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