皆様こんばんは
少し前のニュースですが、警察手帳がデジタル化されたと警察手帳を見せて警察官だと信じ込ませ、キャッシュバックや現金をだまし取られるケースが発生しているという事です
これは関西地区のニュースですが、首都圏でも発生している様で、内容的には全国的に発生してもおかしくはない事件ですよね
例えば運転免許証が電子化してスマホで表示できるようになるという様な報道も目にしたり、なんでも官公庁がデジタル化の方向に進んでいる事から違和感が感じないかもしれません
そもそも警察手帳って本物を見た事がないので、ドラマ・映画・お芝居用のレプリカの警察手帳を提示されたら、それは本物だと信じ込んでしまいますよね
レプリカの警察手帳は
とネット通販で簡単に入手する事ができ、価格も2万円～3万円前後で入手できる様です
もちろんレプリカとは言え本物を忠実に再現しているでしょうし、それ以前にサスペンスで見慣れているレプリカこそが見覚えがあり本物だと油断してしまうかもしれませんね
この様なレプリカの警察手帳を使っていた詐欺事案が、今度はお金も掛からず証拠も消しやすい「スマホ警察手帳」になってきたという事ですね
詐欺でなくても、例えばレプリカの警察手帳を提示した偽警察官に「防犯対策のため情報を伺いたい」と、個人情報や普段留守にする時間帯などを収集され、後日空き巣に入られるというケースも想定できない訳ではありません
例えば警察署の電話番号の下四桁は0110が多く、その特徴的な電話番号から一瞬で警察署だと判断できる訳ですが、例えばこれから割り当てられるであろう060番から始まる携帯電話番号の下四桁0110は警察官用番号として総務省が確保して事業者に放出せず、警察手帳にその電話番号が記載されれば、訪問時にその060-XXXX-0110の電話番号に市民が電話を掛けて、その警察官が電話に出れば本物の警察官と確証が持てるので、何かしら市民が本物の警察官であると確認できる仕組みがあると非常に安心ですね
そこまでしなくても、全国一斉の統一番号でも各警察署毎でもいいのですがIVR専用回線を設けて、警察手帳に書いてある警察官の識別番号をIVRで入力すると警察官の携帯端末が鳴り通話する事で本物とわかるシステムであればSIPベースで実現可能なので、かなり低価格に実現が出来て現実的かもしれません
何かしら本物だと簡単に判断できる方法があると、とても安心ですね
甲斐犬人
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