皆様こんばんは
最近は容量偽装のSDカード・USBメモリが問題になっていますね
記事を要約すると…
- フリマアプリで西日本新聞取材班の方が1TBのSDカードを2,111円の低価格で購入された
- 到着した商品には2TBと記載があった
- メーカーに問い合わせした所、2TBのラインナップはそもそも無く、フォントや色などが異なっていると回答があった
- 実容量を確認した所、僅か14.5GBしか無かった
- 出品者は容量偽装を認めなかった
1TB=1000GBのSDカードは非常に高額で、本来は15,000円前後の価格で販売されています
実容量が14.5GBであれば、16GBのSDカードを容量偽装している可能性が高く、本来16GBのSDカードであれば1,000円以下で購入できる為、2,111円では損をしている事になります
容量偽装は、パッケージ・外装の容量を偽造するだけではなく、パソコンやスマートフォン・タブレット・デジカメ・ビデオカメラでもシステム上1TBと認識(誤認)をさせています
実際の容量である16GBを経過した場合には、それ以上は記録されない(無視される)or上書きして記録されます
要するにただ金額を損したという問題ではなく、16GBを経過した場合に記録されなかったり、上書きされてしまえば、大切なファイルが記録されなかったり消滅してしまう事になります
もしビデオカメラで録画した際に、容量偽装のSDカードに記録してしまうと、録画モードにより16GBは一瞬にして経過してしまうので、大切なシーンが記録されない可能性が大いにあります
どうしてもテスト録画は短時間でしか試さないので、テスト時は正常に録画が出来ていても、実際16GBしか容量が無ければ、正常な映像の長時間録画は出来ませんので、お気をつけて頂きたいと思います
また、そもそも実容量を超えるデータは記録されていないので、データ復旧サービスに依頼しても復旧する事は出来ません
もし容量偽装されているSDカードを買ってしまった場合には、大切なデータの為に利用をされずに破棄されるか返品される事を強くお勧めいたします
フリマアプリという手ごろな入手先であるので、気を付けなければいけないところですね
SDカードだけではなく、USBメモリも容量偽装の可能性がありますので、購入時には注意が必要ですね
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