皆様こんばんは
ソフトバンクの「SoftBank Air」、au/UQの「Speed Wi-Fi HOME」といったLTE等の携帯電話回線を用いた模擬固定インターネット回線サービスですが、いよいよドコモからも「home 5G HR01」が発売されます
「SoftBank Air」は有線LANポートが2個付いていますが、ドコモ「home 5G HR01」は有線LANポートは1つとなっています。もちろんHUBも利用する事が出来る事から、そこまで問題にはならないと思います。
仕様的には、「SoftBank Air」と類似している様ですので、ドコモ+5G+固定設置向けという最強の組み合わせで、安定性と速度はかなり期待できるのではないかと思っています
私としては、NTT系はドコモではなく、NTTコミュニケーションズやNTT東西がドコモの携帯電話回線を用いた模擬固定インターネット回線サービスを提供されるのではないかと期待していました
その理由としては、主にNTT系特有の認証方法であるPPPoEセッションを、携帯電話回線を用いた模擬固定インターネット回線サービスで利用可能になったら、むしろ光ファイバー等の固定回線とほぼ違いや格差がほぼなくなってくると思いますので、今後にも期待したいと思います
携帯電話回線を用いた模擬固定インターネット回線サービスでPPPoEセッションを張れれば、NTT固定回線から引き継いで好きなプロバイダーで通信をする事が出来ますし、すごく理想的ですね
PSTNや光ファイバー・CATV等の固定回線設備は、局舎から電柱まで⇒電柱から各戸に⇒マンションタイプの場合はさらにMDF交換室を通じて各室に対して引き込むのでどうしてもコストは高くなってしまうと思いますが、携帯電話回線を用いれば1つの基地局を複数でシェアする事が出来る事から、電話はソフトバンク「おうちのでんわ」等の模擬固定電話サービス、インターネットは「SoftBank Air」等の模擬固定インターネット回線サービスを使い形にするのが合理的だと考えています
もちろん保守も、主に基地局と各戸に設置された機器(ホームルーター)に縮小される事から、金額的にも固定回線よりもかなり抑えられるのではないかと期待しています
しかし、固定回線の安定性・信頼性は現在かなり高いのが現状ですし、現状のLTE基地局では輻輳してしまい難しいと思いますので、5Gでこれが逆転できれば、総務省も大手キャリア各社も、携帯電話回線を用いる方法にシフトするのが理想的なはずだと思います
これからの近未来がとても楽しみです
甲斐犬人
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