1年無料【楽天モバイル】「Rakuten UN-LIMIT V」徹底レビュー★VIも大いに期待！

皆様こんばんは

今日は少し肌寒い一日でしたね

最近は大手携帯電話キャリアが一斉に新プランを発表し、今年はモバイル通信に大きな革命が起こる年だと期待しています

そんな中、楽天モバイル(MNO)が「Rakuten UN-LIMIT VI」への大幅アップデートを発表しました。

今回は話題の楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT V」の徹底レビューと大幅バージョンアップの「Rakuten UN-LIMIT VI」の期待ポイントについてお伝えさせて頂きます

「Rakuten UN-LIMIT V」がデータ利用量無制限で1年間無料という事でサービスイン当初急いで契約をしました

私がSIMを受け取ったのは2020年4月8日(水)AMでした。SIMを受け取ってから暫くの間はTwitterでもレビューをしていたのですが、今回改めて「Rakuten UN-LIMIT V」についてのレビューをさせて頂きます。

■速度・エリアは安定している

速度・エリアをご心配の方も多いと思うのですが、かなり安定している印象です。

楽天自網エリア外ではパートナーエリア回線としてKDDI(au)網でのローミング通信が出来る事から日本全国でエリア的な制限は受ける事も少ないと思います。

ただ、楽天自網エリアの整備が完了した一部の地域では、KDDI(au)網でのローミングが随時終了していますので、一部エリアで繋がりにくさは出てくると思います。

しかし、楽天モバイルは衛星基地局「SpaceMobile」を近年整備する事を掲げています。衛星とは言っても以前からある衛星電話とは異なり、衛星から地上に4G・5Gの電波を送り、一般的なスマートフォン端末で受信が出来るようにする様です。

(左：2020年4月のスピードテスト／右：2021年2月8日のスピードテスト)

端末は楽天回線対応製品ではなくOPPO R15 Neoを利用している事から、通信速度は参考になりませんが、サービスイン時よりも安定してきていると思います。(この数値から落ち込む事はほとんどありません。)

ちなみに私は、端末のDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)機能を活用し、Y!mobile(ワイモバイル)のSIMと共存させています。アンテナ表示左側が楽天モバイルSIMになります。

楽天モバイルでは海外でも国際ローミングなどのオプション追加料金が掛からずに66の国と地域で通信する事が出来ます。

■音声通話・SMSも無料

「Rakuten Link」アプリ利用時には、国内通話の発着信と国内SMS送受信は無料になります。(かけ放題・SMS使い放題)

これはかなり凄い事で、特にSMS送受信無料は他社で類を見ない事から、かなり優れているサービスの1つです。

もちろん他社で利用中の今の電話番号を番号ポータビリティ(MNP)して、楽天モバイルに持ち込む事も可能です。

「Rakuten Link」アプリ＝RCS（Rich Communication Service）で、国内通話の発着信と国内SMS送受信などはWi-Fiでも利用する事が可能です。

これは災害時などで圏外となってしまった場合でも、Wi-Fiさえあれば通話やSMSが可能ですし、そもそも輻輳が起こりにくくする為に、災害時には従来のVoLTEの様な音声通話ではなくパケット通信を利用するべきだと思っています。

以下は2019年に私が書かせて頂いた記事になりますのでご興味があればご覧頂ければ幸いです

災害時の通信障害からみるSIP通話の有用性　災害発生時、携帯電話の音声通話は繋がりにくい令和元年10月12日(土)歴史的大型台風19号による甚大な被害がありました。一部地域の基地局で停電や通信設備の故障により通信障害が発生し、携帯電話・スマートフォンにも影響が生じました。今回は各キャリア共に移動基地局の設置を行いましたが、それでも多くの地域で通信障害が発生してしまいました。災害の際にはデータ通信(…

ovo.kyodo.co.jp

ただ、「Rakuten Link」アプリ利用時の音声通話に関して正直にレビューさせて頂きますが、VoLTEと比較すると遅延が生じる印象で、音質は少し悪いですが、それでもGSM(2G)の音質よりも遥かに「Rakuten Link」アプリの方が高音質であると思います。無料通信アプリの通話機能等で音声が全く気にならないのであれば、「Rakuten Link」アプリでの通話も気にならないと思います。

私は音声通話の発着信用にY!mobile(ワイモバイル)のSIMを共存させています。気になる方はDSDSやDSDVで音声通話のみ他MNOをかけ放題契約して利用するのも1つの手だと思います。

■価格は大変低価格・データ通信料も1GB～無制限で大満足

肝心なのは価格ですが、2021年4月より「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」に自動大幅アップデートされます。

なんと1GBまでは無料で利用できます。Androidの場合にはデータ通信量の上限を設ける事が出来ますので、980MB位を上限とすれば無料で利用できる事になります。Wi-Fiを多く利用できる方はこのような裏技的な使い方もできますよねしかもWi-Fi利用時でも「Rakuten Link」アプリによる音声通話・SMSは可能な事から、音声通話・SMSも無料で出来る事になります。しかし、イオンモバイルなどのMVNOでしたら1GBで契約をして1GBを経過しても200kbpsの低速通信が可能ですが、「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」は上限ありの段階的従量課金制の為、今の時代に1GBぴったりで通信を止めるというのは非現実的だと思います。

1GBを超えてしまっても心配はありません。～3GBまで980円／～20GBまで1,980円／以降無制限2,980円と他社MNOのどこも太刀打ち出来ない料金プランにより、先月は800MBだったから0円・今月は2.5GBだから980円という様な常にお得な利用の仕方が可能になります。

なによりも今現在は新規やMNP契約であれば1年間は無制限利用でも月額費用無料キャンペーンが実施されています。それどころか契約で5,000ポイントを貰う事が出来ます。

しかもスマートフォン本体もポイント付与で実質0円で購入可能な端末もありますから、是非チェックしてみてください

■まとめ

楽天モバイルは衛星基地局「SpaceMobile」といった災害時にも繋がりやすい取り組みを積極的に進めていて、とても素晴らしいと考えています。

「Rakuten Link」アプリ利用時の音声通話の音質にしても楽天はSIP・VoIPに強い旧フュージョンコミュニケーションズの技術を持っていますので、今後の改良を非常に楽しみにしています。

WindowsとMacに対応した「Rakuten Link」ディスクトップ版アプリもリリース予定の様で、これが実現すればスマートフォンと同じWi-Fiを利用している場合にはPCでもヘッドセット等を用いて国内無料通話が可能になる様です。もちろんスマートフォンとデザリングしているPCでも対象になると思いますので、これも楽しみです。(本来2020年10月下旬リリース予定との事でしたが、現段階ではリリースされていません。)

各MVNOが楽天モバイル回線を利用したサービスを展開すれば、MVNOもかなり低価格化が進むと思いますので、それも楽しみですね。

MNO・MVNO共に低速モードや速度制限時の128kbps～500kbps程度の制限速度は、近いうちに1Mbpsがスタンダードになってくると思います。実際1Mbpsの速度が安定的に出ていれば実生活で困る事はほとんどないと思います。これからの各社プランが本当に楽しみです。

携帯電話料金は毎月かかる固定費で大きなものですから、是非見直してみて下さいね

それではおやすみなさい