東北地方太平洋沖地震 | 財務・経理の実務

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グーグル地震消息情報
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午後の仕事をしている最中に、少し揺れを感じ始めた。

また、すぐ治まると静観をしていたが、どうやらいつもと違う規模の揺れだと感じるまでに、そう時間はかからなかった。

揺れへの対処として、会社支給の白いヘルメットを被り机にしがみ付いて揺れが落ち着くのを待ち続けた。
書類は飛び散り、PCは倒れ、一部の女性陣は目を潤ませている状況だった。

揺れが治まり自分のデスク周りを見てみると、このありさまでした。
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震度6の揺れだったそうで、初めての体験に若干手が震えていた。

そして、管理部の部屋を皆で出てみると、そこには更に凄い光景があった。
壁側に地震対策用の金具がはずれてそのまま転倒したキャビネットがそこにあった。

その後、半数の人は外に出て、その後の余震を静観していた。外に出ると、そこには他のビルから飛び出してきた人たちの群れでごった返していた。
ビル側にいると危ないので、道路の中央分離帯に避難したりと、人々の動揺した行動がそこにありました。

そんな中、同じ部署の女の子から誕生日ケーキを受け取る。(後にこれのせいで大変な事に・・)
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電話もメールもつながらず、連絡手段を絶たれた人たちは一往に「どうする?」と言い合うのが精いっぱいだった。

少し時間が経ち落ち着きを取り戻すと、何人かの人は会社内に戻りPCの電源を落としたり、忘れ物を取りに行ったりと各々行動を取り始めた。

会社からの帰宅要請が出たため、何人かの人は帰宅を開始、それ以外の人は会社に残るという選択肢を強いられることになった。もちろん、電車は動いていないので、徒歩やバス、タクシーを駆使しての帰宅となる。

私はといえば、同じ方角の人と歩いて帰宅に挑戦することにしました。
そして、それは完全になめている結果になりました。

16時頃会社を出て、品川に19時頃到着。お腹が減っていたのと、どこかで休みたいのとで飲食店を探すも品川はどこも混雑していたり、ガス供給が間に合っていなくて新規入店お断りのお店があったりと、品川での休憩は断念。

飲食店を探して、品川から立会川まで徒歩(この期に及んでファミレスのようなゆっくりできる所が良いという甘い考えのままだったので飲食店みつからず、ひたすら徒歩)

立会川で龍馬像を発見。初めて見たので少し興奮して思わず写真とりました。。。
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そして、近くのお蕎麦屋に入る事に。そこで腹を満たして、いざ出陣!

このまま帰るか、どこかで暖をとるために一夜を過ごすかの判断で、暖を取ろうということになった。

暖をとる場所は「カラオケボックス」。大森のカラオケボックスに21:00に入店し、一夜を過ごそうと画策をする。カラオケに来たので、せっかくなので歌いました(笑)

カラオケで寝ようと思ったが、周りがドタバタはしゃぎまわっていたり密閉された状態だったので、花粉症がひどくなり、完全に寝れない状況になる。

0:00 カラオケでの一夜は難しいと判断し、近くの避難所を検索して大田区役所に行く事に。

0:40 大田区役所に付いたが、ここでは避難所として開放していないとのこと。。。あの避難所情報はなんだったのかと思ったが役所の人が近くの小学校を紹介してくれたので、そこに避難する事に。

0:50 小学校到着。小学校の体育館を避難所として開放はしているが、もう人がいっぱいとのこと。目の前にある、蒲田高校を紹介された。

0:55 蒲田高校到着し、受付を済ませ、ようやく床に就く事ができた。毛布も支給されており意外と快適な教室でした。

6:40 7:00に電車が動き始めるという情報を得たので、それに合わせてJR蒲田駅に。蒲田についてみるとまだ、調整が終わっていないので、出発時刻がわからないとのことだったので、京急蒲田から電車にのった。電車の中は異様な人の量で、もらったケーキを死守するのがもの凄い大変だった。

8:50 そして、ようやく帰宅。

左足があがらない状態になっているので、とりあえず安静にしていようと思います。

岩手にいる友達も無事なようでよかった。でも周りには残念ながら亡くなった人がいるようで、今回の地震の真の恐怖を感じた。

今回電話、メールはつながらなかったがtwitterはつながっていた。
個:個の連絡網は緊急事態には意外ともろいらしい。twitterやfacebookはこういった状況でもつながりやすく、避難所情報や安否確認、応援要請などのツイートががしがし流れてきていた。

これを期に、まだtwitterに登録していない人がいたら、登録することをお勧めします。