開示担当編集長のお仕事 | 財務・経理の実務

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経理は経営管理、会計力はビジネススキル、経営戦略は会計データから…経営は会計を知ることから始まります!
会計・税務・内部統制・開示資料などなど日々情報を蓄えていきます!

決算短信や有価証券報告書、招集通知は外部の投資家に向けた「報告書」であるという位置づけになりますが、これを作成している側からの視点で言うと、小冊子とでも言いますか、きちんと「本」として出版するぐらいの勢いで書いています。

内容の文章を決めるのもありますが、その後の編集作業も実は大変細かく繊細な仕事になります。

段落が上と下でずれていないかなどインデント位置の確認をしたり、表が2ページに跨っていないかなどのページ組、フォント文字やフォントサイズ、表の線の太さや行間の高さまで全てに統一感を持たせて、周りと整合させて確認の繰り返しです。

まぁ、こだわらない人はこだわらないんだとは思いますが、自分は結構こだわります。
見た目が重要だと思っているので、なるべく見やすい表や見やすい構成で、伝わりやすい言葉をチョイスして決算短信などを投資家の方へ伝わる資料づくりをしているつもりです。

そして、編集作業を経て世間に公表された時は、安堵と反省が一緒に降ってきます。

まずは、やっと出せたという喜び的な安堵があり、その後に再度見直して見ると、「あーここ違う」とか「こうすれば良かった」とか思う反省がやってくるのです。

何回も見直しているはずなのに見逃す時は見逃すものです。
重要性があれば、訂正報告書の提出などが必要になりますが、そこまで重要ではない―――投資家へ誤解を与える可能性のないものは、スルーします。

だいたい文章の作成をした後に、開示担当の編集長としてこのような編集業務を行っています。

このように経理の開示担当者ともなると数字と格闘しているだけではなく、編集業務も仕事の一部になるんですよ!