「不正会計」
この本のタイトルに惹かれ、思わず買ってしまいました。
大手監査法人を中心に金融庁、新聞社、海外投資ファンドなどが登場します。
監査法人の顧客が粉飾決算を行っており、それを見抜けなかった監査法人、さらには粉飾決算を幇助した疑いがかけられ監査法人は、解散に追い込まれていきます。
しかし、それには裏で糸を引く大きなうねりとも呼べる動きが働いています。
どんな粉飾をしたのかなど会計的な話がありますので、全く会計を知らない人はちょっと難しいかもしれませんが、ストーリーがとても面白くて、是非これを映画化またはドラマ化して欲しいなと思いました。
会計は会計基準という原則に基づいて行動しています。しかし、この基準を作ったのは人間。利用する側、解釈する側も人間。己の欲望が暴走すると、こうも簡単に基準というのは壊れてしまうのかと感じました。
粉飾決算幇助への疑いに立ち向かう監査法人の話しの中に、1つの恋愛模様も織り交ぜられており、読み物としてもとても面白いです。
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