日本には会計監査の対象会社はどれくらいあるのか?
暇な時に調べたことがあります。どうせ経理やるならのなら被監査会社がいいですからね。
まず上場企業が役3700社
それ以外の金商法開示会社が約1000社
非上場で大会社(資本金5億or負債200億以上)が約10000社
会計監査人を任意設置してる企業数はよく分かりません。
それで非上場で上記以外の会社が約250万社
つまり監査なんてやってない会社の方が圧倒的なわけですね。
有報提出義務のある企業は5000弱です。
経理としてキャリアを積むにはやはり有価証券報告書の作成経験というものが重要になってくるので意識したいですね。
あと蛇足かもしれませんが、人材紹介会社のCAさんに聞いた話では、経理の転職では今の市場では連結決算業務の経験の有無が重要な要素だそうです。
連結決算業務を経験出来る企業というのも条件としては入れたいところですね。
それと、日本の転職市場では上流から下流への流れが一般的で、大手→中堅→中小→ベンチャーっていう流れに逆らった転職というのはほとんどないという話です。中小企業から大手への転職とかはまず厳しいと。
監査法人も同じですね。大手法人から中小法人へ移るパターンは多いですが、中小法人から大手法人に移るってことはほとんどありません。コネがあれば別ですが。
何が言いたいかといいますと、最初に入る企業ってのは物凄く重要だってことです。
今回就職活動をしていく過程で色々な方にお会いして色々なお話を聞きましたが、キャリアプランというのは凄く大事ですね。
ポテンシャルを見てくれる新卒採用とは違って、中途採用で有名な一流企業や大手に入るにはかなりの能力と経験が必要になると実感出来ました。