「自己PRしてください」
お約束の質問です。
大事なのは「〇〇しました」だけで終わらせずに、しっかり自分の売りをアピールすることです。
例えば「甲子園に行きました」って言われても、「へー凄いね。それで?」ってなる。
しっかり、経験を通じて感じたことや努力したこと、学んだことを相手に伝えて、それがその企業にどのように活かせるかっていうところまでアピールできないとダメ。
面接では、「自分」という商品を売る「営業マン」にならないと。相手に「こいつは欲しい!!」と思わせる何かを伝えないと採用してもらえない。
アピールの仕方としてテンプレを作るならこんな感じ。
「△△という課題があって、それを乗り越えるために私は▲▲が必要だと考え□□という努力をし課題を乗り越え、〇○という結果を得ました。この経験によって私は☆☆ということを学びました。この経験で学んだ☆☆という能力を御社の■■に活かしていきたいと思います」
・そして自己PRは志望動機に繋げていくのが大事。
自分にはこの能力がある↓
この能力を御社のこの分野で活かしていけると思う、又は活かしていきたい
この流れが大事。
・そして自己PR・志望動機は将来のキャリアビジョンにも繋げていく。
自分には△△の能力がある↓
自分は△△の能力を伸ばしていき、将来〇○になりたい
↓
そのためには御社の□□という環境は自分のキャリアにとって重要な場である。
自分はどうなりたいのか?をしっかり打ちだし、何故そうなりたいのか?を説明し、そのためには何故御社がいいのか、何故御社を志望するのか?っていうのをしっかり論理的に繋げてアピールすることが大切。
この①自己PR、②志望動機、③キャリアビジョンが繋がりがなく、バラッバラな人は意外と多いです。
っていうか、ほとんどの人はバラバラで論理的な繋がりが出来ないまま面接に臨んでる。
自分という商品を売り込む、
そして
「なぜ御社に入りたいか」、「御社にとって自分を採用することはどんなメリットがあるか」
これをアピールできるようにしっかり準備していけば面接は強くなる。
自己PRで大事なのは、「自分が課題を感じて、それを解決するために自分がどう考えどう行動して、その結果どのような成果を得たか」をアピールすること。
あとは、企業が何を求めてるかを読み取って、そこを満たす能力があるよってことをアピールすること。
この企業が何を求めてるのかを読み取ることがかなり大事です。
例えば、監査はチームでの仕事だから「コミュニケーション能力」が最も求められてる。
そのために、コミュニケーション能力があることが伝わるようなアピールをする。
ただし、単純に「私はコミュニケーション能力があります」ってアピールだけは絶対やっちゃいけない。
自分がどのような行動で組織をまとめたり調整したか、他者とのコミュニケーションを上手く行ったかの経験をアピールすることです。
監査法人が一番欲しいのはチームの和を乱さず、従順に先輩の言うことに従い先輩のメンツをつぶさない人。だから上下関係を徹底的に仕込まれた体育会系の人が強い。使いづらい年齢が高い人や我が強すぎる人は敬遠されがちです。
監査はチームで作業するからいくら合格順位が1位だったとしても、暗くて人と上手くコミュニケーション取れない人は採られない。気が利いてチームの和を乱さないのが重要な要素となります。