「何故監査法人に行かないのですか?」
「入社してもすぐ辞めてしまうのではないですか?」
これは一般企業を受ける時、確実に聞かれる質問です。
そう、コーラを飲んだらゲップが出るっ ていうくらい確実です。
企業も分かってるはずなんです。監査法人に入れない合格者が多いということを。
それでも聞いてきます。
「こいつ、結局監査法人に行けないから一般企業に来たんじゃないのか?」
「入社してもただの腰掛で、監査法人に行くチャンスがあったらすぐ辞めるんじゃねーの?」
ということが気になるわけですね。
企業も高い金だして採用活動やってるので、すぐ辞められたら困るわけです。
この質問に対しては何と回答しても疑われます。
だって一般企業に入りたいなら、監査法人の就活なんてしないで、合格してからすぐに一般企業の就活するはずだもん。
会計士は監査法人行かなきゃ実務要件満たせないもん。
ってバレバレなわけですよ。
そこをどう掻い潜っていくか?
もう正直に言うしかないですよ。色々と言い訳めいた回答を試しましたが、結局はバレます。
だから最終的には、正直に自分の経緯を話して素直に伝えるようにしていきました。
たしかに監査法人の就活はダメだった、でも自分はそこで反省した。
周りと同じように、合格=監査法人という道に何の疑いも持たずに活動していた自分が恥ずかしいと。
何も考えていなかったと。
そこで反省し、自分を改めて見つめ直したときに監査法人以外の〇〇という道が見えた。
そのためには〇〇という業務を行っている御社が自分に適していると
細かいところはボカしましたが、大体こんな流れで話しました。
何言っても好印象は抱かれないんだから、もう開き直って言い訳要素を完全に取り払って、反省して切り替えたということを正直に伝えました。
まあこれを言ったから面接受かるって正解はないけど、自分の気持ち的には楽になりましたね。
「辞めないで長く働いて行く気持ちがある」
「御社でこれがやりたい」
「監査法人には未練はない」
っていうことがしっかり伝わるように答えることが大事ですね。例え嘘でも。
ただ、企業は嫌味ったらしくしつこく聞いてくるので本当に嫌になりますよ~。