「来年大手から内定貰って補習所通おう!!」
って言って、今年の定期採用まで待機してた知り合いがまたNNTになってしまってた。
結局今年も補習所行ってない。
私は散々、
「今年の合格者でさえ就職できない人が何百人単位でいるのに、法人が前年落とした人を今年採用する理由がどこにあるの?」
「この一年間で物凄く需要が沸き起こるような能力や経験を積んでいれば可能性はあるけど、普通に考えれば年齢を1年重ねてる分、前年より不利になるから厳しいでしょ」
などなど言ってきたのですが、
「英語を勉強するから大丈夫」だのなんだの言って、既卒・就職浪人という最悪な状況で1年過ごしてました。
「勉強でダメだったものを、勉強で取り戻そうとするなよ!」
と、よく言われてることを言っても無駄でした。
でも、気持ちはよく分かるのです。
なぜなら、私も同じように就職浪人で翌年まで待機しようとしてましたから。。。
「今年は就活の準備が足りなかっただけだ!英語を勉強してしっかり就活の準備をすれば来年は大丈夫なはずだ!」
「金融庁や会計士協会がこんな状況を放っておくはずがない!きっと救済策があるはずだ!待っていれば監査法人に入れてもらえるよう、対策してくれるはず!」
こんなことをリアルに考えてました。いや、もはや現実逃避ですね。
「こんなに頑張って勉強してきたのに、就職できないはずがない!」
という気持ちが前提にあって、自分を縛ってました。
でも結局、問題を先送りにして、自分から楽な法に逃げてただけなんですよね。
たしかに翌年の定期採用で内定をもらい、大手に入る人もいます。
実際に私の知っている補習所の知り合いでそのような人もいました。
ただ、やっぱり在学生であったり、卒1の若い人なんですよね。
しかも、その裏には同じように翌年内定を目指して散って行った在学生、卒1もいっぱいいます。
冒頭でお話した私の友人は、26歳。
去年の時点で切り替えて一般企業の就活に切り替えておけば、そこそこ良い企業への道も切り開けたと思います。
おそらく、今年も、翌年まで待機するNNTが多くでてくると思います。
その選択をするのは簡単ですが、相当の覚悟が必要だということを認識してください。
やはり年齢と経験の壁は怖いよってお話でした。