【社長!税理士に何を望みますか?(その2)】 | 図形で儲けを増やす名古屋の税理士

【社長!税理士に何を望みますか?(その2)】

 【社長!税理士に何を望みますか?(その2)】
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■□  戦略会計・DC・マトリックス会計 
■□   社長のための会計学 【 マトリックス通信 】
■■   Vol.168 2008/08/07
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▼会計は結果です。

 そこから作成される決算書は「結果報告」です。

 したがって、決算分析も「結果」です。


▼結果分析はもちろん大事です。

 しかし、どうしてこのような結果になったのかには、
 必ず原因や経過(過程)があります。

 結果だけを分析しても「反省」だけで終わってしまいますが、
 経過が分かれば手が打てます。


▼「経過を知る」と同時に重要なのが「明日からどうする?!」、
 まさに社長のための会計学です。


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■今週のテーマは、先週に引き続いて


  『税理士に望むこと』


 税理士は


  『税務(税法)の専門家』です。


 経営の専門家ではありません。




■売上高をどうするだとか、

 固定費をどうするだとか、

 つまり経営(カネ儲け)をどうするかは、

 社長(経営陣)の仕事であって、税理士の仕事ではありません。


 税理士はもちろん、経理部は
 経営をサポートする部署であるべきなのです。


 『そんなこと言ったってうちの税理士は、、、』




■・・・という話を先週からしています。

 そこで、、、

 カネ勘定しかできない税理士にはどうするか。
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 つまり、税務署用の決算書しか作れない税理士には、、、
     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 カネ儲けの話に

 「中途半端な口出し」はしないで欲しい!
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 と言ってください。





■私が以前勤務していた会計事務所は

 『申告是認99%を目指せ!』

 という方針の事務所でした。


 仮に100件の税務調査があった場合、

 99件は申告是認(しんこくぜにん)、

 つまり99件の企業は

 税務署にお土産なしに

 お帰り願うのです。(^^)




■実際、90%以上の数字を残してきましたし、

 それがわれわれ事務所職員の励みになり

 かつ、お客様企業のへ信頼に繋がるわけです。


 中小企業の社長は、

 会計事務所に徹底的に
 これを望むべきです。

 そしてそれは、

 税理士の企業に対する

 「責任」なのかもしれません。




■ところで当時は
 本気で考えましたよ。

 『調査するほうが絶対楽だ!』

 ってね。

 そして事務所側は企業のために、

 『徹底的に税務署と戦う覚悟が必要だ!』
 ~~~~~~~~~~~
 とも。

 もちろん、脱税は問題外ですよ。




■会計事務所は、

 税務調査から企業を守る方法を

 徹底的に指導すべきです。
~~~~~~~~
 それには、日々の会計データ、証憑書類、
 そして、取引の中身までの

 「徹底的な監査と指導」は
  ~~~~~~~~
 絶対に必要なわけです。




■企業が作成した伝票を

 ただ持ち帰り、

 月次試算表を作成するだけの業務に

 わざわざ高い報酬を支払い続ける必要はありません。


   ☆えっつ?
    うちの税理士は何も言ってくれない?


 そんな方はこちらの画面をどうぞ!
 赤い線が引いてあるでしょ。

 税理士の方は、、、
 見ないほうがいいかもしれませんよ。(^^;)

   ⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxkaikei/a9_5.php




■ただし、

   ☆税務署のために、

   ☆税務調査のために、

   ☆余計な仕事を増やすのはダメですよ。


 税務署のために作成する資料は、
 徹底的に省力化しなければなりません。

 『手抜きをするためのぎりぎりのラインがどこか?』

 は、税理士の腕の見せ所です!(^^)




■もっと欲を出せば、

 『経理業務全般の監査』

 例えば、現金管理、不正防止の仕組みや
 売上のチェック体制、

 そしてもちろん、帳簿体系を含めた経理業務の徹底合理化、、、

 でも、経理業務や事務作業にTOCを導入すれば
 一発解決なのですけど。(^^)




■さあ、次週は、

 ネタがいっぱいありすぎて、
 何にしようか困っています。

  1.経理事務の徹底的な合理化って?
  2.税務署用の経理はやめよう!
  3.役にたたない部門別損益計算書
  4.・・・だから税理士の言うことは聞いてはいけない

 企業が儲けるためには

  『税理士が言うことの「反対のこと」をするのがいい!』

 というのも面白そうですね。

 ご希望のテーマなどがありましたら
 メールください。




■もちろん、戦略MQ会計のネタも考えています。

 しかし、一番の制約は、、、

   ☆経営者の「頭」、「考え方」、

 なのかもしれませんよ。



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 10月20日・21日(月・火)
 【お問合せ】ダイキョウプラザ本部:Tel.092-571-0886

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