会計士や税理士、経理職といった、経理会計関係の「会計人転職サポート」をしている立場から、公認会計士の転職にとっての参考情報をご紹介しています。
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今日のテーマは、「思考は現実化する」です。

昨日お話しした内容の続きのようなものですね。聞いたことがある方も多いと思います。何となくそんなものかなぁと思っている方もいると思います。でも、確かにその通り!と思う方はあまり多くないのでは?と思っています。

昨日は、将来の自分の姿をクリアにイメージ、つまり思考しているとそれが実現するというお話しですね。

そんな簡単なことで何でも実現できたら苦労しないと考えがちでしょう。実際考えてもいなかった苦労やたいへんなことが起きていたり、逆に実現してほしいと望んでいるのに実現できないことがたくさんあると。

こうした、自分が直面する様々なことのどこが「思考が現実化」しているのか?という疑問をクリアにできる、私自身の経験をお話ししますね。

会計士試験を受験していた頃の話ですが、なかなか合格できませんでした。私自身、さっさと合格したいと願っていたにもかかわらずです。まさに、思考が現実化してないじゃないか!という状況でした。

でも、その一方で、私自身は違うことも考えていました。付属校から大学へ進学したため、受験勉強をせず、大学ではサークルとバイトと酒に明け暮れる日々でしたから、「そろそろ苦労するべきではないか?」と。

ポイントはここです。自分が表面的に意識していることと真逆の結果がでるのは、決して矛盾する話しではなく、もっと深いレベルではその真逆のことを考えているためです。なお、脳のつくりとしては、否定形は認識できないそうです。「苦労したくない」=「苦労したいの否定形」ということで、脳は「苦労したい」と認識したようです。ですので、4回目にしてようやく合格という結果になりました。

昨年の冬季オリンピック、上村愛子さんが4位という結果に終わりましたよね。6位、5位と来て、4位だけはとりたくないと強烈に思っていたため、あの結果だった。私はそう解釈しています。


ぜひ、これまでのご自身の思考を見つめ直してみてください。
もし、今何か苦労する場面に直面しているとしたら、それだけはいやだとか、そうなりなくないと考えている自分がいたりしませんか?
今転職活動中で、なかなか結果が出ない状態だとしたら、応募する際に、「条件はぴったりじゃないし、どうせ書類は通過しないだろう」と思って応募したりしていませんか?

どうも、こうした不思議とも思えるけど、シンプルなことが我々人間には起こるのだと思っています。何を胡散臭いことを、などと言わず、素直に捉えていただければ、きっと思い当たることがあると思います。

ぜひ考えてみてください!

そんなところから見つめ直し、改善の必要あれば改善していくことが、実は転職活動が上手く行くポイント、そう思っています。


そうはいっても・・・というのが人間です。

実際に結果を出している人は、どうやって実現させているのか?
それを次回お話ししたいと思います。

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