若き受験生のための会計案内

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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 ワラントが存在する場合

希薄化効果を有する場合
・普通株式の期中平均株価がワラントの行使価格を上回る場合
➡当該ワラントがすべて行使されたと仮定することにより算定した潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、1株当たり当期純利益を下回る

潜在株式調整後1株当たり当期純利益の計算
=普通株式係る当期純利益/(普通株式の期中平均株式数+普通株式増加数)

普通株式増加数
(1)-(2)

(1)希薄化効果を有するワラントが期首又は発行時において行使されたと仮定した場合に発行される普通株式数

(2)期中平均株価にて普通株式を買い受けたと仮定した普通株式数
ワラントの行使により払い込まれると仮定された場合の入金額を用いて、当該ワラントが存在する期間の平均株価にて普通株式を買い受けたと仮定した普通株式数を算定する。


設例

(1)×1年度(×1年4月1日~×2年3月31日)の当期純利益 100,000,000
(2)新株予約権
・行使価格 500円
・×1年10月31日に発行された数 800,000個
・(すべて行使されたと仮定した場合の普通株式の発行数 880,000株)
・×2年2月1日に行使された数 200,000個
・発行時から期末までの期間における平均株価
(×1年10月31日~×2年3月31日) 750円
・発行時から行使時までの期間における平均株価
(×1年10月31日~×2年1月31日) 700円
・新株予約権の行使を含む新株の効力発生日を払込期日としている。
(3)普通株式の発行済株式の状況
期首残高 2,500,000
×2年2月1日 新株予約権の行使 200,000
期末残高 2,700,000



1株当たり当期純利益の算定
(1)普通株式の期中平均株式数の算定
2,500,000+200,000×59/365=2,532,329

(2)1株当たり当期純利益の算定
100,000,000/2,532,329=39.49


潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定
(1)普通株式増加数の算定
93,772+14,403=108,175

期末まで発行されていない新株予約権
(680,000-680,000×500/750)×151/365=93,772
行使された新株予約権
(200,000-200,000×500/700)×92/365=14,403

(2)潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定
100,000,000/(2,532,329+108,175)=37.87