※このブログは、皆生トライアスロンの大会当日に、出場選手の皆様向けに行われているマッサージケアを、より多くの選手に知ってもらい、ご利用していただくことを目標としています。

※主催者、行政、地元マッサージ業界団体などとは関係なく、あくまで、ボランティアに参加する一個人が発信しています。

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 皆生トライアスロン大会まで1ヶ月を切ったこの時期、練習中に体の動きが悪かったり、お仕事や私生活で肩や腰を痛めたりなどで、体調が悪かったり、いつもの運動パフォーマンスが発揮できなかったりすると、とても不安になると思います。
 
皆生を目指してこれまで一生懸命トレーニングをして、マラソン大会などでキャリアを積んで、ようやく皆生の抽選をくぐり抜け出場にこぎつけたのですから、ベストコンディションで本番を迎えたいという思いは当然です。
 
また、参加費や旅費、バイクの運搬料も、けして無駄にしたくないですしね。
 
ですが、だからと言って無理に練習を続けても、より大きなケガに繋がる可能性が高まるだけなので、ここはぜひ焦らずに、無事に皆生のスタート地点に立っていただきたいと思います。
 
今回は、そんな願いを込めて書こうと思います。
 
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まずは焦らないためにも、目標(目的)を整理してみてください。
 
例えば、数年前から皆生に出場することを目指し、それを目標としてきた選手が、今年初めてエントリーが叶ったとします。
 
念願の皆生初出場がかなったからこそ、万全の体調で挑みたいというお気持ちは良く分かります。
 
ですが、皆生に出ると言う最初の目標、一番の目的はすでに叶っています。
 
あとは2番目以降の目標となる訳なので、重要度は低くなるはずです。
その最大目標よりも低い、2番目、3番目の目標に意識をとらわれて、焦って体調の悪い中練習を続けても、さらに状況を悪化させてしまうだけかも知れません。
 
ここは勇気を持って、一度身体を休めたり、症状が重ければ病院や治療院でしっかり治すことも、選択肢の一つであることを忘れないで欲しいと思います。
 
また、タイムや順位を狙いに行く選手ならば、大会当日、皆生海岸、日野川河口のスタート地点に立っていなければ元も子もありません。
 
そこに立つために、今無理すべきか、身体を休めるべきか、病院や治療院で治療を受けるべきかを、逆算して考えてみていただきたいと思います。
 
他にも、お仕事や私生活で疲れがたまっているような時は、無理してトレーニングを行わないことを考慮してください。
 
と言っても、選手にとって身体を動かさないのはとても苦痛に感じることです。
 
なので、この場合は完全に休むのではなく、トレーニングの強度を弱めたり、練習時間を少し短くしたりなどの調整をしながら、疲れを積み重ねないようにすることが大切です。
 
今年は私の身近なところにも、メンタル不調で皆生を諦めた選手や、つい先日は、バイクの練習中に転倒(落車)して大けがをしてしまい、出場を断念せざるをえなくなった選手がいます。
 
このブログを読んでくださったあなたは、おそらく今の時点では、まだ皆生にエントリー中の選手のはずです。
 
どうぞお身体を大切にして、少しでもよい状態で皆生を迎えてください。
 
このブログに出会った選手の方はもちろんのこと、そうでない選手の皆さんも、よい体調とよい気分で本番を迎えられることを願っております。
 
では、2024年・皆生トライアスロン、大会当日、皆様にお会いできることを楽しみにしております。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
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