以前、我が家の今は亡き長男の官兵衛と弟の魁の老後について書きましたが、書いてるうちに思い出が溢れてなかなか書き進めませんでした。

やっと、続きが書けます。

官兵衛が歩けなくなってからも介護用ハーネスを着けて散歩に行きました。

前足でしっかりと歩き、オシッコもしました。

老いて体重が減ったと言っても大型犬
30キロ以上の体重を支えるのはかなりの重労働
でした。

主人が居ないときは、腕が千切れるかと思うほど重い…

でも、愛しい毛むくじゃらの息子を散歩に連れて行くのは私の役目

それでも寝たきりにしないようなるべく外に連れ出しました。

幸い食欲旺盛で、歩けなくなって1年
後に寝たきりになっても半年間頑張ってくれました。



その間、一切食事を口にしない水も受け付けないなど何度か危ない状況が有りましたが、
その度に回復と後退を繰返し

遂にその時が来てしまったのです。

主人と夕飯の買い物から帰って来るとそれを待っていたかの様に息を引き取りました。

今考えると、私達夫婦の為に無理をさせたのかな~と後悔します。

そのあと1年半後、魁も同じように後ろ足が動かなくなり暫くして寝たきりとなりました。

そして官兵衛同様に虹の橋を渡ったのです。

あの子達は、命についていろいろな事を教えてくれました。他人への許しかたも…

今は小さくなって我が家にいます。

私達と一緒に眠りにつくまで