いつもお読みいただきありがとうございます。
 
もうすぐ母の日がやってきますね。
みなさんは、どんな母の日を過ごしますかニコニコ
 
私も最近よく母のことを思いだします。
もう母が亡くなって24年。
大腸がんで享年51歳でした。
 
手術をしましたが、リンパや肝臓にも転移があり、
ガンをとることはできませんでした。
進行がんであることもあり、
母には、がんのことは伝えていませんでした。
本人に告知しなかったことが、
よかったのか悪かったのかは、今でもわかりません…。
本人も薄々気づいていたかもしれません。
それでも私たち家族には弱音を吐くこともなく、いつもの明るい母でした。
 
母は抗がん剤の治療をしつつ、少し体調がよくなってきた時に、
数か月退院することができました。
ちょうど、そのころ私が、食べ物を食べた時、少し喉につまる症状があって、
近所の病院に行ったところ、甲状腺の検査をすすめられ、
甲状腺の外来がある病院を紹介してもらい検査に行くことになりました。
その時、私は20歳。
母が退院して比較的調子がよかった時期とはいえ、体力の落ちた痩せた体で、私の心配をして一緒に病院についてきてくれました。
診察結果は、甲状腺は腫れているけれど、
今の段階では治療や薬の必要はないとのことで、半年ごとの経過観察となりました。
そのことを伝えると母は少し安心したようにみえました。
あの時の、痩せて小さくなった母の背中を今でも思いだします。
 
私には子供はいませんが、
子供として母の偉大さを今でも感じます。
自分が苦しい時でも、自分よりも子供のことを心配してくれる。
どんなことがあっても一番の味方でいてくれる。
母は強くて、
優しくて、
本当に偉大な存在。
 
大人になった今でも病院に行くのは心細いですが、
今、一人でせっせと病院へ通う日々の中で、
きっと母が心配して一緒にきてくれているんだろうなぁと思う今日このごろですニコニコ
お母さんの子供に生まれてよかった。
ありがとうお母さん。
 
今も病気と闘うお母さんたちや、
病気のお母さんを看病しているご家族の方も、たくさんいらっしゃると思います。
どうかみなさまとご家族との笑顔の日々が長く長く続きますように。
 
 
夕焼けに照らされる
北海道神宮のしだれ桜。
 
 
 
円山公園のお花。
 
 
裏参道の八重桜並木。