母の余命 あとどのくらい…


5日ほどまえから 母の体調が一段と悪化した。夜トイレから戻る時にこけてしまったようだ。

あわてて 介護用手すりなどを追加したが、もうまにあわなかった。


ベットサイドの簡易トイレに切り替える

立ちあがるのもつらい うでをあげたりも

渾身の力をこめて 手伝おうとするが、


「自分でできることは自分でする!」


さすが 武道家の母 頑張り屋の母だと

感心する。


ただ、夜中になんども トイレに立とうとする母をみまもり介助するのは 正直私の体力も限界だ、睡眠不足で泣けてくる イライラする。


いっそ トイレに行く体力もなくなり

オムツ交換ですむならそのほうが楽なのでは…


そんな事を考える 私 最低…


日に日に体力が衰えて行く母をみて

次の輸血治療まで間に合うだろうか…

先生には QOLを維持する為の輸血だから 

寝たきりになったら やめましょうといわれていた事を思い出す。


母は 輸血をしたら また動けるようになるとおもっているが、


それには、痛みに耐え 吐き気との戦いが長引く事を意味する。

そして 一度復活しても おそらく1週間のスパンで また つらいルーティーンが繰り返される事になる。


どうしてあげるのがいいのだろう


そろそろ決断を迫られる。




長生きしてくれてありがとう。


辛そうだけど、苦しそうだけど、


でも もう少しそばで生きていてほしい…