講演会にいきました。
午前中は 心臓移植の権威の先生によるお話で
現在の移植の現状について
日本は他の国にくらべて 移植手術が極めてすくない。 脳死の方からの臓器提供の少なさも影響しているのだろう。
そもそも 日本人は 脳死を人の死とうけいれられない人が多いという。
人の死は 脳死を指すのか 心停止を指すのか
という議論がよくおこなわれるが、
心臓がうごいていて 体温もあれば、 生きてるって思う。家族であればなおさら
暖かさを感じれば 寝ているだけだと思いたい。
しかし…
脳死は人の死 死んだ脳はいきかえらない
つまり 人として意識を再び持つことはない。
一方で…
心臓がとまっても生きつづけることは可能
なぜなら 人工心臓にかえたり 臓器移植をすれば また 人としての活動ができるようになるから
なるほど〜となっとくした。
話は変わって…
山中教授のIPS細胞発見から
再生治療の研究や 治験はすごく進んできて
10年後には 再生治療が一般的になるかも
という、お話。
すでに 心臓も、作れる段階にきていて
大阪万博で、お披露目される計画だとか
再生治療は
内臓疾患や ガン治療の研究がすすんでいて
10年後には 治る病気になりそうだ。
脊髄損傷についても再生が可能になりそうだが、 事故などのケガで、一瞬にして損傷した場合のみで、
脊髄の病気で、ジワジワ悪くなったものに関しては
難しいようだ。
これは 残念。
大阪に 再生医療の研究、ビジネス拠点ができるのも 頼もしい話だった…
後半は 後縦靭帯骨化症についての講演へ
つづく…