本日 頼んでいた本が届きました。
レッドバロンフォトニクルです。
- スーパーロボットレッドバロン フォトニクル(図録集+DVD)/特撮(映像)
  - ¥4,050
 - Amazon.co.jp
 
フォトといいつつもメインは故 野口竜氏のロボットのデザイン
画です。 既存の資料では不揃いだったりモノクロだったりと
不満の募るところでしたが この本でやっと出会えたという感
じです。 もっとも この図録集が資料として完璧という訳
ではありません いろいろ知りたければ まんだらけあたり
に捜索の手を伸ばさなければならないのは当然です。
ページ数のわりには割高な感じもしますがデザイン画ひとつ
一つを大きく扱ってくれたのはほんとにありがたいことです。
野口先生とは多少ご縁がありまして 自分の個展にも何度
か足を運んでいただいたこともございました。
気さくな方で 時おり 思いもよらない冗談などで場を和ませる
など しばしばでした。
先生の偉業は特撮界に多く残っております
数々の怪人デザイン エフェクト画面のマット画 その他にも
数えきれません。 その中でもレッドバロンは企画当初から
大きく関わっておられた作品です。 製作された年代のことを
考えても デザインアイデアのおもしろさには関心するばかり
です。
最近のアニメロボにどっぷりの方々にも 現生ロボのルーツ
とレトロ感を味わっていただけると思います。
まいける 怪獣は心の友ですが先生は心の師とあおいでお
ります まだまだたくさん仕事をしていただきたかった
今は 過去の作品に師の面影とメッセージを感じたいと振り返
る次第です。
出来れば先生を知らない方々にも 作品を通して 野口竜と
いう作家がいたことを記憶していただきたいとおもうばかりで
す。