こんにちは!
カイジューバイミー運営のメルクマール祐です。
いつも応援してくださって、LIVEに駆けつけてくださってありがとうございます!
お陰様でカイジューバイミーは7月4日に無事デビューし、2ヶ月と少しが経ちました。
プレデビューから数えるともうすぐ一年が経ちます。
立ち上げたばかりの無名の事務所が、何も持たずにデビューしたアイドルグループが、
この8ヶ月でワンマンや多くのフェス、アイドルにとって一つの目標である@JAMにまで出演させて頂いたり、音楽ナタリーというアイドルだけでなく、多くのミュージシャンにとっても夢だったりするニュースサイトにも掲載して貰えて、
勿論全然まだ満足してないんですけど、それでも信じて真っ直ぐに向き合っていれば、一生懸命頑張ってれば、必ず誰かが見てくれてるんだなって改めて思えたし、メンバーにそれを少しでも示す事ができて嬉しかったです。
関係者の方にも、カイジューを応援してくれてるファンの方にもたくさんの人に支えてもらっての今ですね。
本当にありがとうございます!
そして今回、カイジューバイミー初の全国流通で初のアルバムを出させて頂くことが決まりました。
今のカイジューバイミーの実績じゃ、とてもやらせて貰えないような夢のようなお話や機会をたくさん頂いてる中で、
「アルバムの発売って、リリースイベントって、アイドルとオタクにとってどういうものなんだろう?」って、
過去のアイドルやオタクのSNSを片っ端から読み漁ってました。
それまでは、過去にいくつかのバンドに関わってた自分にとってはギャップを感じる部分もあったりしたんですが、
でも調べてみると実際は全然違ってました。
そのメンバーは、自分達の曲がCDになる事を心から喜んでいて、気がつけば一生懸命になって少しでも多くの人に届けられるように頑張っていて、
そのファンは同じメンバーかのように一緒になって一喜一憂し、そのグループが大きくなる事を夢見てメンバーと一緒に走って、
推しがテレビに映ったら今度はまたそれを「知られたくないなー」とか言いながら、結局みんなでいっぱい自慢したり言い合ったりしてまた一緒になって喜びあって、
リリイベを通じてグループとオタクの間にも絆ができていくのがSNSでも垣間見れました。
この世界で常に付き纏うものの一つに「数字」があります。
でも自分が応援してやまないグループが、自分の頑張り次第でその数字になれるなら、頑張りたいって思う人はたくさんいると思います。僕がバンドをやっていた頃、もっと応援したいけれど、応援できるものがあればいいのにって、いつも大量にタオルを購入してくれた方がいたのを思い出しました。
その数字が応援の気持ちを計るものではない事は勿論ですが、でも自分に重ねてみても、もっと応援したいのにできない、そのもどかしさは少しだけわかるなって。
その後すぐに頂いたリリースのお話をメンバーにして、アルバム出したいんだって、伝えた事を覚えています。
アルバム発売が、そのリリースイベントが始まるのがすごく楽しみになったんです。
楽曲いいだけがパフォーマンスいいだけが音楽じゃないです、アイドルじゃないです。
地下のライブハウスには、その大人げないような夢を一緒にみたくて、足を運んでくれてる人がたくさんいると思ってます。
だから、いい音楽やパフォーマンスを届ける事はとても大切だけど、みんなで一緒につくりたいし、みんなで一緒にカイジューバイミー大きくしたいって思えることも同じくらい大切にしています。
僕は今回のリリースを最後にするんじゃなくて、近い将来またカイジューバイミーでCDを出させて貰えるようにしたいです。
みんなにとっても自慢のカイジューバイミーが世の中のたくさんの人に知ってもらえる様な、今のカイジューからは想像できないくらいの大きなプロモーションしてもらえるように頑張りたいんです。
今すぐにでもタイアップだってとりたい。
その為に自分も口ばかりにならない様、沢山背伸びして、背水の陣でやってきました。
有難いことに、
長く音楽をやっていても中々関わって貰えないような方達にも今、カイジューバイミーに興味を持って貰えたり、期待してもらえている現状があります。
応援してくれてるファンの方からは
アイドルでももはや、女性ですらない男の僕にまで「リリイベ頑張りたい」とか伝えにきてくれたり、もうこんなの幸せでなんだって出来そうな気持ちです。
なのですが、最近は少し複雑な気持ちです。
こんなこと言うべきなのかわからないけれど、取り返しがつかなくなる前に、
応援してくれる人、この先出逢うであろう人、関わってくれてる人、そしてメンバーのことも、本当の意味で守るためにどうしても必要だと思いましたので、勝手に書いてます。
暑苦しくて面倒くさいプロデューサーのぼやきだと思って話半分で聞いてください。
僕は初めてのこのアルバム発売を、
リリイベを、
どんな期間にしたいのかって、
どんな思いで応援してくれるファンと駆け抜けたいのかって、
どんな思いでこのアルバム出す事を決めたのか、カイジューバイミーにとってこのリリースがどれだけ大切なのかって、
うまくいかなければどうなるのかって、
1番よく分かってるはずのメンバーの口から、もっともっと発信されると思っていました。
その為に何ヶ月もみんなで話して、何度も何度も時には夜遅くまでメンバー同士で言い合いだってしてたのを見てきました。1人1人の覚悟を何度も何度も確かめながら、その代わりにたくさんの事を諦めなきゃいけない事になるのも伝えた上で、沢山のリスクだってある事を伝えた上で、
それでもこのリリースにかけるんだって、
応援してくれるファンの人達と一緒に駆け抜けるんだって、
その先にあるものを手に入れるんだって、
カイジューバイミーで歴史変えるんだって、その熱意が聞けたから、応援してくれてる
今のファンのみんなにもしっかり伝えようって、
そして今関わってくれてる方達にもカイジューバイミーの一員としてそれを伝えて、いま一つの作品の発売に向かって、みんなで全力で走ってます。
この覚悟とか熱意って、
このリリースイベントがカイジューバイミーにとってどういうモノにしたいのかって、応援してくれてるファンのみんなにはどれくらい伝わっていますか?
ちゃんとメンバーから伝わってますでしょうか?
恐らく伝わってるのはごく一部なんじゃないかなって思ってます。
こんな事、運営の僕から話す事じゃないんです。
リリイベをただのマネーゲームにしたいなら、特典たくさんつければいいと思っています。
今よりはたくさん売れるでしょう。でもその本来の応援したいと思ってくれてる気持ちを無理に特典で吊り上げて数字を達成したところで、オリコンに入ったところで、渋谷の看板になったところで、エンディングテーマに選ばれたところで、中身が追いついてなければ結局同じなんじゃないでしょうか。
そこで何を得られるのでしょうか?
ステージに立つ者が自分のファンに自分の夢を伝えたとして、その人の心が動かないのなら、知らない人の心なんか動くはずないんです。上に上がれたとしても、一瞬。
その道を覚悟したなら、後からちゃんと売れて返せばいいって僕は思ってます。
誤解を恐れずにいうと、夢の為ならもっとわがままでいいと思っています。
アイドルなら夢を売ればいい。
それが伝わらないなら伝わるまで「応援しててよかった」って言ってもらえるまで、必死で頑張って伝えまくって伝えまくって、大きくなってステージからまたそれを伝えればいいです。踊り続ければ歌い続ければいいんです。
応援してくれている人達の期待はすごく伝わってきています。
スーツのまま来てくださる方は、早く仕事を終わらせて駆けつけてくれたのでしょうか、それとも仕事の合間を縫って抜け出してきてくれたのでしょうか、他の方も大切な休みの日を使って、それは久しく会っていない友人と会う予定だった日なのかもしれません。
移動時間、交通費、チケット代、特典会にかかる費用、どれもどれも当たり前じゃないんです。
事務所に入る前から何度も伝えてきたけれど、目指してるのは地下じゃないです。1000人のワンマンLIVEでもないです。アイドルの歴史を塗り替えるくらいのでっかいグループです。
そのレベルで考えると、まだたまだ足りないものがカイジューにはあります。
それでも気持ちが追いつかないのであれば、ロックなんかやらなくていいし、予算内で質より量、みんなが好みそうな楽曲を定期的に出して、特典会ぶん回せばいいんじゃないでしょうか。
レッスンやボイトレをはじめ、特に自分が重きを置いてるアーティストへの育成や音楽的な部分に対しての製作予算も削れば、その分チェキの価格も少しは安く提供できると思います。
毎度マニピなんてつけなくていいでしょう。
それでもなんで一つ一つ拘ってるのかって事もみんなで納得いくまで話し合ってきたはずで、その大切にしてるモノがグループから、その言葉から、見えなければ
ただの拘りすぎて捻くれた集団です。
そんな中途半端な気持ちだったら、リリイベなんてやめてしまえばいい。
初のアルバムリリースで3枚も出せる事がどんなに有難いことかって、リリースイベント出来る事がどんなに有難いことかって、
立ってるそのステージは、夢を持ったどれだけの人が、どれだけの努力をして、初めて立てるステージなのかって、
がむしゃらに段飛ばしで走ってきた今のカイジューを、マネージメントする立場から近くでみていて、今一度もっと深く理解していく事が必要だなと感じています。
長くなりましたが、
僕はメンバー、関わってくれてるチームの方、そして応援してくれてる一人一人の皆さんと一緒に、このリリースイベントを駆け抜けたいです。
その後、みんなでおもっきり喜んで、カイジューバイミーを自慢したいです。
メンバーには1人残らず、応援してくれる皆さんを連れて行って欲しいです。
そしてその姿が皆さんの目に映ったなら、
心を動かれるほどにその姿が映ったなら、全力で応援してほしいです。
そんな日を楽しみに今日も撮影にきております。
カイジューバイミーを応援よろしくお願い致します。