なべちゃんとのコメントのやり取りをしていて思うのですが、

 やっぱり、嫁・姑の関係には少なからずの障害があると思います。

 それは、各々によってそれぞれ違うだろうし、

 大なり小なりの問題はあるんでしょうけれど、

 それでもなかなか例えば自分の娘のように嫁を思うことは、

 出来ることではないと思うのです。


 無論、婿と舅との関係にも言えるんでしょうけれど、

 男のほうが単純なのか、結婚までは揉めても、

 結婚してしまえば意外と何とかなるもんなんじゃないでしょうか。


 前にラジオで言っていたのですが、

 息子は母親にとって『最後の恋人』のような存在と表現していました。

 なるほどこれは上手い言い方だなぁ、と感じて聞きましたが、

 まさしく、そんな感じなんじゃないでしょうかね。


 やっぱり、自分が生んで育てて来て、生意気な時期を得て、

 ちょっと大人になって丸くなり、

 社会に出てやっと親のことを少し考えてくれるようになった頃に、

 恋人と結婚となれば、やっぱり寂しいと言う気持ちが無いほうがおかしいでしょう。


 どんなにケチのつけようの無い女性を連れてきたとしても、

 初対面の一発目から『いい子ね』と言える母親はそういないと思います。

 時間を得て、仲良くなることはあるかもしれないけど、

 それは、どれだけ許すことが出来たか、の結果であって、

 嫁を好きになった、と言う感覚とは違うと思うんですよ。


 育った環境やもちろん性格も全て違う中で生きてきて、

 同じような価値観を共有することが出来れば、

 お互いに歩み寄ることも可能だろうけれど、

 やっぱり、息子がかわいいから嫁にも良くしようと思うんだろうし、

 そこに息子と言う存在を介在しなければ、交わることは無いと思います。


 息子が嫁と幸せな時間を過ごしている事が、

 母親にとって救いであって幸せであるわけで、

 そこに孫の存在などがあれば、

 その距離感は飛躍的に縮まるのではないかと思うのです。


 親である以上、子供の幸せを願うのは当然の事だし、

 また、子供には嫌われたくない(仲良くしたい)という思いはあると思います。

 今は薄くなってきているかもしれないけど、

 やっぱり結婚は日々の生活には出てこないけれど、

 何かの拍子に親の存在が出てくるものであって、

 家と家がくっつくということなのかなぁ、と感じます。


 上手くいかないことがあって当たり前、

 上手くいくようになったら、それはとても幸せなこと、

 そう考えて過ごすほうが幸せになれるような気がします。


 怪獣母もきっと、1号が結婚したいと言ったら、

 年齢にもよるけど、イイ顔しないだろうなぁ。

 (怪獣父と同じくらい年だったら間違いなく反対する)

 だって、怪獣母は1号にメロメロだもん。

 怪獣父もちょっと焼きもち。(笑)