最近、怪獣家ではご飯を食べる時にテレビを消して食べるようにした。

 当初は不満の多かった1号だが、今ではすっかり慣れて、

 皆でお話しながら食べるご飯は美味しい、などと幸せなことを言ってくれる。


 公文で英語を習う1号は、今週の月曜日に年齢以上の教材をこなしている、として

 公文の教室から賞状を貰ってきた。

 1号はそれがとても嬉しかったようで、日常でも英語を使うようになってきているし、

 ご飯を食べながら『これは英語でなんていうの?』などと質問をするようになってきている。


 親として、これほどまでに成長してくれたことを嬉しく思うが、

 時折、答えに窮する英単語を聞かれるので、少々困る。

 

 昨日も晩ご飯を食べていたら『これから英語だけで話そう!』などと提案してきて、

 一気に会話は英単語のみとなり『保育園どうだった?』などの会話は出てこなかった。

 おかずに使われている物を英単語で言ってみたり、

 1号なりに感情を表現しようとして、話す姿は何ともたくましさを感じる。


 たまたま、おかずでジャガイモが出ていたので、怪獣父が『ポテト』と言うと、

 すかさず、今までおとなしくしていた2号が『お父ちゃん違うよ』の後に続いて、

 

 『ポティトォだよ』と鋭く指摘してきた。


 怪獣母も含めてみんなで大笑い。

 2号に『アイムソリー』と言うと『ザッツオッケー』と言ってくれた。

 楽しい、楽しい夕食の時間、

 テレビを消したら、毎日の食卓に光が灯ったようです。