ラグーンに行った時に、プールで遊んだ後、

 1号2号の体が冷えるといけないから、

 怪獣父が1号を、怪獣母が2号を温泉に入れることに…


 怪獣父が風呂から上がり、怪獣母と2号が出てくるのを待っていたが、

 一向に出てくる気配がない。

 しばらく待っても来ないので、もう部屋に戻ろうとしたら、

 怪獣母のお母さんがやってきて、

 怪獣母がお風呂で具合悪くなった、とのこと、

 慌てて部屋に戻ると、涼しい顔をして部屋にいる怪獣母、

 具合大丈夫なの?と聞くと、

 具合よりこっちの方がヒドイ、と言って左足を指さした。


 話によると2号を抱っこしたまま風呂でこけたらしく、

 足がもの凄い色に変色していた。

 それでも、2号が怪我しないように離すことはなかったので、

 これぞ名誉の負傷と言わずして、なんと言おうか。


 この日はその他にも、太った仲居に足を踏まれたり、

 開けたドアの隙間に足が挟まったり、

 なんとも怪獣母の足は災難続きだった。