前の①ブログで公務員を早期退職して、専業投資家になろうと思うに至った理由を書かせてもらいました。


 今回のブログでは、実際に退職するまでのことについて書いてみたいと思います。


 退職に当たって心配な事は、やはり生活の事でした。別段仕事が嫌だった訳ではなく、また、心身ともに健康でもあったので、普通に定年まで兼業投資家として、副業として安心して投資を続ける事もできました。


 実際、家族や職場の上司、先輩、友人からも、辞めなくても近い事はできるから、もったいないという意見が大半でした。


 しかしながら、まだ50歳になる前でしたが、一度辞めようと考え始めると仕事へのモチベーションは上がりませんでした。また、女性ほどではありませんが更年期を感じ、夜間に目を覚まして眠れなくなったり、体調不良とは違う、何かスッキリしない違和感もありました。


 妻も初めは「何甘ったれた事言ってるの?」といった感じでしたし、実の両親も「会社から辞めろって言われてもしがみつくのが普通なのに何を言ってるの?」と聞く耳も持たない様子でした。


 それでも、辞めた後の資金計画や毎日の行動予定、また現在の運用実績などを繰り返し説明し、2年位粘った結果、「あなたの人生だから好きにすれば」と納得というより諦めた感じで了承してくれました。


 最悪、離婚や別居なども覚悟しましたが、今のところ、そうならずに済んでいます。


 そうして、1年以上前の令和3年の秋に人事担当の課長や直接の上司に、令和5年3月末で早期退職予定なので、有給の計画的な消化など迷惑をおかけすると伝えました。


 終身雇用がほとんどの役所でも、最近は早期退職も増えてきており、一定の理解をいただきながら、最後の1年を過ごしました。


 この間、有給の日には、退職後のシュミレーションとして、実家に顔を出したり、一日中株価チェックをしてみたり、1人で映画を観に行ったり、ジムに通ったりなど充実した時間を過ごしました。

 

 直属の部下達には、モチベーションを下げてしまうので、年末になるまで退職の件は言えませんでした。まぁ、有給消化でよく休んでいたので、薄々は気づいていたと思っていますが∙∙∙


 そんな訳で、周囲に迷惑をかけたのは間違いありませんが、幸いな事に大きなトラブルなどもなく、円満に早期退職ができました。


 私と同じ立場では5名の職員が早期退職しました。皆、仕事ではなく、趣味などやりたい事に挑戦するようでした。


 ここまで、早期退職するまでについて、長々と書かせていただきました。いよいよ次のブログで、この1年を振り返ってみたいと思います🙇‍♂️