娘の小学校から大学卒業までの受験取り組みについて、長々と書かせていただきました。


 結果だけを見れば、娘の大学受験は失敗し、就職も希望どおりにはいかなかったという事になります。


 しかしながら、親から見れば、娘は兄より学力こそ劣りますが、コミュニケーション能力が圧倒的に高く、世界中にたくさんの友達などがいて、現在も兄より楽しそうに暮らしているように見えます。


 家のお手伝いに関しても、頼んだ事すらちゃんとやらない兄に対して、気がついた事を率先してやってくれていた娘にはとても助けられました。


 兄もそんな自分のできない事をたくさんしている妹を認め、2人だけで旅行するような仲の良い兄妹です。


 現在は、親元から離れて暮らしている兄妹ですが、友達との旅行などで散財している娘は、兄と良く会ってご飯を食べさせてもらっているようです。


 友達が少なく、ひとりでの食事か多い兄にとっても、何でも話せる妹の存在はとても大きいと思います。

 

 私にとっても家族のグループラインで返事をくれるのは、ほとんど娘だけですから、とてもありがたい存在です😅


 ダラダラと思いつきを書いてきましたが、何が言いたいかと言うと受験ではその合否で結果が決まりますが、合格したから成功という単純な話しではないという事です。


 私の場合でもそうですが、受験に失敗したからこそ今の家族や友人があり、生活がありますし、とても満足しています。


 住めば都で、希望していない学校への進学でも必ず尊敬できる一生の友人などとの出会いがあると思います。


 私の友人でも会社四季報に役員として記載されている人達は、皆が希望大学に進学した訳ではありません。色々な場面での出会いをきっかけに、誠実にチャレンジできた人が成功をおさめているような気がします。


 結局は、終わり間際にならないと自分の人生が成功か失敗かは分からないんだと思います。志望校へ進学できたかどうかは、まだまだスタート直後の出来事でしかありませんので、大したことではないような気がします。


 周りのたくさん人から「息子さん東大なんだって、羨ましいね」と良く言われました。誇らしいのは間違いないのですが、反面、息子に対して、父としての威厳も無くなってしまった気もします。


できの悪い子程かわいいというのも、また真実だと思っています。


 最後に、自慢の息子と娘には、一期一会を大切にして、人に求められる事、自分のやりたい事をちゃんとできる人生を送ってもらえることを願っています。


 最後までお読みいただきありがとうございました😊