以前、早稲田アカデミーのおかげで東京大学に進学できた息子の受験について、長々とブログを書かせてもらいました。


 今回は性格が正反対の2歳下の妹の受験について書いてみたいと思います。


 妹の性格は良く言えばおおらかで、兄は夏休みの宿題などは7月中に終わらせないと気が済まないのに対し、妹は8月の終わりまで何もせず、最終週に家族皆に手伝ってもらって宿題を終わらせていました。


 そのため、ほとんど妻が代わりに描いた水彩画が市の表彰を受け地元の商店街にポスターになって飾られたり、兄に手伝ってもらった研究内容が県の表彰を受けたりと他力本願でうまくやっていました。


 また、夏休みに田舎の祖父母の家に預けられた時も、兄は朝起きたらすぐにその日やる公文のドリルなどをやっていましたが、妹はおばあちゃんとビニールハウスにトマトやきゅうりなどの朝食の野菜採りに行って勉強は終日しませんでした。


 祖父母から見ても、勉強ばかりしている兄よりもいつもくっついてお手伝いする妹の方がかわいく写ったんだと思います。


 親バカでは有りますが、娘は素直で何事にも一生懸命で人懐っこい性格のため、周りに助けてもらえるキャラクターとして確立されていたと思います。


 もっと自分のために一生懸命やってくれたら嬉しいのですが、人のためにやるのが好きらしく、小学5年生の時の通知表に「クラスは当然ながら、学年や学校全体をその明るさで引っ張っていってくれています。」と先生からのコメントがあり、嬉しかった事を覚えています。


 兄の受験ブログの中では、お試しではありましたが中学受験を体験して、失敗したことが結果的に後々良かったと書きましたが、妹は受験はしませんでした。


 なぜならば、兄と一緒に公文なども通いましたが、宿題は教室に通う日に申し訳程度にやるだけでほとんど勉強しないため、中学受験は全く考えませんでした。


 こんな娘が、どんなふうに高校、大学受験に取り組んだのかを長くなったので、次のブログでご紹介したいと思います。