5回にわたって長々と息子の受験を通して、体験してきたことを書かせてもらいました。


 当時は意識して実践していた訳ではなかったですが、受験するに当たって、息子にとって良かったと思うことを列記します。


⭕️幼少期にたくさんの絵本や知育玩具で遊ばせた。

特にバケツに入ったレゴブロックをたくさん与えた。

⭕️学童で宿題をしっかりやってから遊ぶ習慣がついた。

⭕️ゲームなども買い与えたが、それ以上に本をたくさん買い与えた。ゲームもプレイするよりも攻略本を読みアドバイスする事に興味を持った。

⭕️新しい家電を買うと説明書を渡し、使い方を息子に教わるようにした。

⭕️公文式に通わせ、どんどん新しい事を学ぶ事に興味を持った。

⭕️中学受験を経験し不合格になった。

⭕️早稲田アカデミーに通って、勉強のできる友人がたくさんできた。夏合宿に参加して、スーパーエリートのオーラを感じた。

⭕️当初平凡な成績であったが、よい成績が取れたことである意味勘違いをして、自分はできると錯覚したまま、それを続けられた。

⭕️素直な性格のため、塾の先生の言う事を疑わず、素直に従った。

 特に開成高校は素直な子が多かったという印象です。小さい頃から親や先生の言う事を素直に聞ける事が、一番の才能なのかもしれません。

⭕️塾でも学校でも友達に憧れて、自分もこうなりたいと謙虚に努力できた。自分もこの集団にいたいと努力できた。

⭕️受験合格がゴールではなく、そこがスタートという気持ちで取り組んでいた。


 まだまだ、思い返せば色々あったと思いますが、側から応援している私にとって、とても楽しい中高6年間でした。


 息子にとっては、東京大学よりも開成高校合格が嬉しかったようですが、大学合格の後に親戚や近所の皆さんが喜んでくれる姿を見て、「こんなにみんなが喜んでくれるんだ。頑張って良かった。」と言っていたのを覚えています。


 そんな息子は、今も銀行の中でエリートに囲まれて劣等感を持ちながら、上司や先輩みたいに自分もなりたいと憧れながら頑張っているようです。


 結局、終わりがなく一生頑張り続けなければならないようです。でも、常に目標が目の前にあって、それに向かって成長している事がうらやましいです。


 あとは、人並みに幸せな家庭を築いてもらいたいと思いますが、こちらは当分叶いそうもありません。


最後までお読みいただきありがとございました😊