甲殻怪地底獣 ゾンネルⅡ | 怪獣玩具に魅せられて

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ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

久しぶりに、旧規格ソフビの紹介。
ウルトラマンガイア放送時にリリースされた、ゾンネルⅡのソフビです。非常に美しく、洗練された造形ですね。

第24話に登場し、最終回の第50・51話にも登場した。

地球産の怪獣ということで、初代・Ⅱともに倒されることはなく、共闘が可能な存在として扱われていました。

 

正面から。

ガイア登場怪獣の造形美、ここに極まれり。

本編に登場した着ぐるみの彫りの「深さ」がとんでもないので、それと比べるともちろん玩具っぽいんですが、雰囲気はばっちり出ている方です。

 

顔つきなんかは、正面から見た場合と、横顔とでだいぶ印象が違いますねえ。

 

 

横から。

ちょっと古いソフビだからか、後脚が浮きがちですね。

色彩が非常に鮮やかで美しい。特に背中の青が目立ちます。

 

 

四つ足のウルトラ怪獣は、それだけで貴重ですもんね。

涼し気なカラーリングではありますが、背中には核融合炉をしょっているなど、実は炎タイプ(ポケモンかよ)の怪獣。

地底怪獣ということで、色彩に若干の金属的輝きがあるのも良いですね。

 

背中。

背中のでっかい殻。そのために頭とかが全然見えない。
 
 
お腹部分が金なのも、ゴージャスで良いです。

ウルトラマンに登場した、地底怪獣ゴルドンも金色でしたね。

ゾンネルⅡも、地底の金を取り込んでいるのではないだろうか。

 

 

殻の中にも金。棘にも金。

これが生体融合炉だと考えると、とんでもないですね、この怪獣。

 

 

さて、顔つきですが、まじに好みです。

ゾンネルⅡは四神相応でいうところの玄武に当たるらしく、確かに亀感がありますね。

 

 

口の中まで細かく造形。舌まで作られています。

さすがに歯は浮き出しで表現。でも塗分けがとにかく丁寧なので、まったく問題ありません。

 

亀怪獣ということで、よく似ているお方と。

口の端から飛び出る牙。頭の上の妙な鶏冠。首筋の襞など、共通点は多いですね。

 

さて、可動ですが、前足が動くだけですね。

ソフビの作り方状、首の回転とかもできない仕様になっている。

 

 

前足をぐっと引いても、あんまり違いが見えないな。

 

 

ハイハイ怪獣といえば、元祖はこの人。

同じ四つ足ハイハイ怪獣でも、ゾンネルは上半身をぐっと起こしている感じがしますね。

 

 

 

せっかくなので、街中に置いてみた。

色々と周りに並べて、これをアオリます。

 

四つ足怪獣は体高が低いので、ビルの狭間からぬっと出てくる感じが、とても良いですね。

 

 

ACTのガイアとも並べてみた。

 
 
Zケージを増やして、奥行きのある画にしていきたいですねえ。
 
 
ということで、ゾンネルⅡでした。
こいつは、BOOKOFF superbazaarでレスキューしたんですが、あまり中古間がなく、奇麗なものが入手できたのでうれしいです。最終的にはウルトラマンと共闘するからか、クリーチャー感はあれどもどことなく柔和で、意思疎通ができそうな感じが印象的ですね。ガイア一回きりの登場かと思いきや、調べてみたら、実はウルトラマンZのラストらへんで、ウルトロイドゼロに感化されて活性化した怪獣の中に、ゾンネルも含まれてたんだって。たぶん「地球産」というところから採用されたんでしょうね。来年(早くも)の、令和版ガイアで、もしかしたら再登場するかもしれない。ウルトラ「青」怪獣の中では特に済んだ美しい色を持っているゾンネルⅡ。思わぬ掘り出し物で、大満足です。