造形師による緻密な造形・デジタル技術を応用した成型、・新塗装技術による、従来品では不可能だった完全なる塗装、がウリのシリーズ。
価格は、HGより100円高い300円で、全体のボリュームやラインナップに比してお高い感が出そうですが、なかなかどうして、細部まで極めてリアルに作りこまれた、とんでもない密度のミニフィギュアです。
スーツ全体の皺まで、とんかくリアルに再現。
プロポーションも、劇中準拠で、本当にテレビからそのまま出てきたかのよう。
DGシリーズは4まで出ていて、昭和ウルトラマンと、当時最新のウルトラマン(メビウス・ゼロ)が登場。さらにその時々の怪獣で脇を固めていました。ゴモラやベムスターなど、有名どころはもちろんのこと、ザンボラーやバードン、ジャンボキングなど、意外と造形化されてこなかった怪獣がラインナップに加えられていたのは、うれしかったですね。
このウルトラマンは、カラータイマー赤verです。昔は、カラータイマーの色だけもカラバリになったというね。
顔のアップ。
ざらついた表面のディテールから、Aタイプさんだとハッキリわかる。
この顔の雰囲気が大好きでね。何時間でも眺めていられます。
大きさ的には、HGコアのマン兄さんと大差ない。
ただ、顔の膨らみなど全体のボリュームは全然違いますね。
非常にリアルに感じていたHGのマン兄さんも、DGの彫と比べてしまうと、けっこうのっぺりして見えます。
全体的な彫と汚しが非常に深い。
造形師さん、絵師さん、本当にお疲れ様です。
どの角度からでも死角なし! 陰影が際立って、とても映えて見えるフィギュアです。
ネットショップなどでは、今でも高値で取引されていますね。まあ、それも納得のクオリティかな。
僕が持っているのは、五兄弟までです。
怪獣も含めて、また紹介していきます。