「どうもこんにちは。
ホコリを被っているティラノサウルス・レックスです。」
「自分で言うのもなんなんですけど、私って恐竜の最強らしいんですよ。トリケラの旦那とは、良いライバルだって言われてますけどね、やっぱり、肉食の私の方が一つ上手で。何せ、この力強い顎と鋭い牙、ステキもないスタミナがありますからね。
しかし、そんな私がーー
どつしてこんなことに…」
ということで、白亜紀型キングギドラの紹介です。
『モスラⅢ キングギドラ来襲』に登場したギドラの白亜紀・亜成体で、本編では明らかにラジコンだったティラノを食ってましたね。あれは、色んな意味で衝撃でした。
このミニモデルは、そのままズバリ、ティラノを咥えた瞬間のギドラの首を再現。ボリューム的には少々物足りないですが、作り込みは凄まじい。
正面?? から。
めっちゃ食われてます。
僕が持ってるのはモノクロ彩色版ですが、個人的には、このギドラは通常彩色よりも、このモノクロ版の方が好きです。掘り込みが際立つのでね。
ティラノは口から外すことができます。
「た…助かった」
隠れてしまう口の中まで丁寧に作り込んであるのはさすが。
小さい中に、本当に細かいところまで作ってある。
ドラゴンのスタチューのようでもありますね。
後ろ姿。
鱗が重なり合っている頭部。まあ、なんと細かいことか。
咥えられているT-レックスはT-レックスで、ちゃんと作りこまれている。
頭部や後脚の造形とか、最高ですよ。
今となったらドマイナーな作品に登場したどマイナーの作品で、それが独特の立ち位置になっているのかも。僕自身、『モスラⅢ キングギドラ来襲』には不思議な思い入れがあります。
特に、このヤングギドラ(白亜紀型キングギドラ)は今までのギドラにないデザインで好きでしたねぇ。
鱗の彫りがとにかく細かいこのモデル。
ヤングギドラの狂気を孕んだ瞳もばっちり再現。
惜しむらくは首一本しかないこと。三体集めて、体を作って自分だけのヤングギドラを作ってみようかしらなんて、そんな気にすらさせるクオリティ。小さいながら、存在感は、それこそギドラ級です。