みなさんこんにちは、海上寮ブログ番外編『今日もせかせか』です。
前回に引き続き、海上寮男性職員の私が、
育休取得についてのお話をしたいと思います。
第1話『無知の知』
人間は、様々な環境の中で生活している。
その環境が変化する時、しそうな時、
変化に合わせて生活を工夫していかねばならない。
重要なのは、生活者としての視点こそが…
(中略)
ある日、妻の出産が間近だった。準備は万端だ、
なぜなら、今日、カエルさんの湯温計を買ったからだ。
「これで産まれてくる子供が快適にお風呂に入れる」そう呟いた。
人間は賢い、経験があることは、
次回同じような状況で即座に対応できる。
しかし、自分は出産の経験はない。
子供が産まれてからの生活は、想像しかできない。
カエルの湯温計で新たな生活に対応できるか、不安はあった。
我々夫婦は、いわゆる核家族である。
互いの地元は、旭からは別々の方向で、べらぼうに遠い。
出産、育児に関して、互いの両親や親せきの協力は望めない。
育児は大変だと聞いている、我々に対応ができるだろうか。
職場の人「育休ってのがあるど」(旭弁)
自分「あー、今は男性でも5日くらい取れるんでしたっけ?」(標準語)
職場の人「もっと取れるんでねーか?聞いてみせ?」(旭弁)
育休について、聞いたり調べたりしたところ、
男性でも女性と同じように1年取得できることを知って驚いた。
しかし、男性で長期育休を取得している話は、あまり聞いたことがない。
男性の育休…、取れるものだろうか、取ってよいのだろうか、
カエルの湯温計は、正確に温度を測れるのだろうか…。
クマさんの湯温計にした方がよかったのではないか、
不安が募る日々が続いた。
次回に続く。