こんばんは、海上寮ブログ「今日ものんびり」です。
長い間、院長として海上寮を支えてきた
佐々木日出男名誉院長が、このたび
千葉県医療功労賞を受賞いたしました。
佐々木医師は、東大医局のホープとして
ハーバードに留学、脳波研究などに従事しました。
今は大きくなった日本睡眠学会の
立ち上げメンバーの一人で、その当時は
睡眠が注目されていない中、仲間たちで
夜な夜な議論し合っていたそうです。
都立府中病院に長く勤め、重症心身障害児の
処遇改善のため何度も都庁に足を運びました。
その功か、日本の重症心身障害医療は
北欧からも視察が来るほど進んでいます。
筑波大の教授を退官後、海上寮の院長に。
「東総認知症を考える会」を立ち上げるなど
地域医療の充実に奔走。初回の集まりでは、
地域の関係者約360人が集まりました。
認知症の往診や、初期集中支援チーム制度の
創設に関わった上野秀樹医師などを輩出しました。
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認知症 医療の限界、ケアの可能性
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でも一番の魅力は、人を惹きつける柔和さ、
かもしれません。
この受賞には多くの方の支えがありました。
これまで支えて下さったみなさま、改めまして、
本当にありがとうございました。
今後とも引き続き、海上寮ともども、
どうぞよろしくお願い致します。