こんばんは、海上寮ブログ「今日ものんびり」です。
みなさん、おいしそうなパンを食べようとしたら
つい床に落としてしまって、慌てて拾い、
「大丈夫大丈夫、3秒ルールだから」と
はたいて食べたりしたこと、ないでしょうか?
その3秒ルール(海外では5秒ルール)を
真剣に検証した論文が発表されました。
(WIRED「落とした食べ物の「5秒ルール」はウソ:研究結果」)
結果は残念ながら、床についた瞬間から
細菌に汚染されるぞ!ということでした。
というか、考えてみれば当たり前な気も・・・
この実験のすごいところは、いろんな食材を
いろいろなところに、のべ2500回!も落として
実験をしているところです。
その結果、スイカが一番汚染されやすく、
グミが比較的汚染されにくかったとのこと。
(そりゃあ、地べたに落ちたグミははたいて
食べても、スイカは食べないですよね。)
水分があるとダメだそうです。
興味深いことに、落ちた場所はカーペットが
比較的汚染されにくかったそうです。
どうも接する部分が少なくなるからのよう。
うーん、カーペットに落ちたグミは
食べてもいいってことかなぁ。
人間はだいたい50~60兆個の細胞で
できていますが、それを上回る100兆個ほどの
細菌が住んでいるそうで、そのほとんどは
腸内にいるそうです。この菌の多様性が
健康に重要だとのことで、あまり清潔すぎるのも
よくないそう。それを踏まえて3秒ルール、
どうするか考えるのも楽しそうです。
どこまで食べるか、パンなら、ケーキでは、
など人それぞれでしょうが、言えることは、
人にあげるものは、たとえ1秒でも落ちたものは
避けた方がいいでしょう。
信用が地に落ちちゃいますからね。