ご訪問ありがとうございます
夜になってもうだる様な暑さですね。
関東も梅雨が明けたみたいですね。
自分の気持ちに正直な人①の続きです。
高1の時に突然「友達になろう」と
声を掛けて来たその子。。。
その子と高2の時、偶然にも同じクラスになり
(学年で確か11クラスもあったんですけど)
しかも前後ろの席になりました(ノ゚ο゚)ノ
もしかして、何か縁があったのかもしれ
ないですね。。。
私の通っていた高校は(あの湯川秀樹さんが
卒業生で、湯川さんのお孫さんが同級生だった
のですが)私服だったので、まず外見からも
個性がハッキリとわかる、とても自由で個性的な
学校でした。
(中にはロックバンドの様な雰囲気の
人もいれば、ヒッピーみたいな恰好をした
個性的な人もいたり。。。)
そんな校風の中、知的なお嬢様風で、
いつも素敵な服をセンス良く着こなしていた
彼女に何処かで気おくれしていたのと、
私の常識を超える感覚に引いてしまっていた
私でしたが、席が前後ろになった事がきっかけで、
(相変わらずその子がとても積極的にからんで
来たのもあって(笑))様になり段々とその子の
内面を知る様になりました。
内面の彼女はとてもナイーブで、色んな
悩みを抱えていたり。。
ちょっと(いやかなり!?(;^_^A)
我がままで自己中な所もあったり、
そして見た目とは全然違って、
実は頼りなかったり。。(笑)
彼女のお父さんは哲学の教授で、おかあさんは
絵を書いたりシャンソンをやったりの芸術家肌の
人、お姉さんも声楽を勉強していたのですが、
家には、お父さんがドイツに行った時に一目ぼれ
をして購入したと言う鉄の鎧(゚Ω゚;)や、
海賊が狙って来そうな宝箱の様な物が
置いてありました。
そんな個性的な(!?)な家庭で育った彼女は
独特の感性を持っていました。
私はその頃父親とちょっと距離を取りたくなって
居たお年頃だったのですが、買って欲しい
ダッフルコートをおねだりするために、お父さんに
おねだりのラブレターを書いていた彼女に
ビックリした事もあったり。。。Σ(゚д゚;)
そして、とにかく。。。
彼女はいつもいつも自分の気持に
真っ直ぐで、正直でした。私と話す時、
自分の気持ちをいつも正確に、
じっくり、すべて話そうとして来ました。
時には常識はずれの時間に電話が掛かって
来る事もあったし、彼女の家にお泊りして
徹夜で話を聞いた事もありました。
正直。。彼女の真っ直ぐさと、常識の違いを
受け止めきれず、ちょっとしんどいと感じる
事もありました。
でも、一見全く違う様に思える私と彼女の
中に、とっても共鳴する部分があったん
ですよね。。。
思えばここまで深く自分の事を話してくれたのは
彼女が始めてでしたし、同時に私も心の深い
部分に沢山向き合い、彼女に話しました。
(彼女ほど何もかも話した訳ではなかったですが)
最初は、私の方がナイーブな彼女の力に
なってあげなきゃなんて、ちょっと思いあがって
ていた様な部分もあったのですが、
その内、実は私の方が彼女から沢山の
力を貰っていた事に気が付きました。
人は自分の心をオープンにする事は
ある意味とても勇気のいる事だったりも
しますよね。。
余程信頼出来る人で無いと心の深い所
までは中々見せられないと思うんです。
でも、彼女の態度は自信の無かった私に
沢山の自信を与えてくれました。
そして、こんなにも自分をオープンに
出来る彼女は実はとっても強い人なんじゃ
ないかと思います。
ちょっと複雑な内面をも持つ彼女ですが、
行動は至ってシンプル。。。
会いたい時は、「会いたい」
困ったときは「助けてほしい」
そして、相手に素直に感謝し。。。
困った人には手を差し伸べる。。。
そんな感じです。。
自己中は今も健在ですが(笑)
そんな彼女も私たちのお仲間の中で
一番に結婚し、子どもを産み、
今や2人の子どもを持つお母さん。
すっかり逞しくなり。。。
今、かなり毒舌で面白い人になっています(笑)
未だに私が聞き役になる事が多いですが、
愚痴を言う時の毒舌があまりにも的を得過ぎ
ていて、真面目な顔の彼女を見ながら、
つい、ゲラゲラ笑ってしまっています(≧▽≦)
「おかもっちゃん、笑いごとちゃうねん」
って言われますが
かなり長くなりましたが。。
いつまでも、これからも、正直な彼女でいて
欲しいなぁなんて思います
お付き合いありがとうございました
色んな話をする
知る様になって行きました。