AVは日本が世界に誇る文化 | 海神くんの南関東鉄火場にて

AVは日本が世界に誇る文化

僕のバイブルであるAV情報誌のビデオ・ザ・ワールドの今月号に、フランス人初のAV監督になった侍・ウ゛ァンのインタビューが載っています。




本名はウ゛ァンサン・ギルベール。熟女AV女優の友田真希の作品がどうしても撮りたいという事で日本の各メーカーに応募、唯一返事をくれたTOHJIRO率いるドグマに採用され、数年の下積みを経験して、晴れて念願の友田真希主演の監督デビュー作『髪結いの女(ドグマ)』が11月19日に発売される新人監督です。



AVの1ジャンルであるザーメン物の『ぶっかけ』は世界共通語になっている事はマニアの間では有名ですが、最近のフランスで特に人気なのがこれまた日本独自の『ゲロ物』で、ドグマ専属女優の星月まゆらが企画した『ゲボレズドラッグ』は、フランスでかなりの人気作品となりました。



ちなみに、僕が好きな作品は、川崎軍二監督やヘンリー塚本監督や長江隆美監督のドロドロとしたストーリー物で、ドグマの作品はあまり見ないんですけどね。TOHJIROのアクが強すぎるので肩凝って疲れちゃうんですよね。



侍・ウ゛ァン自身がインタビューで「中野貴雄作品のファン」と答えていますが、中野貴雄作品といえば、キャットファイトのカルト物で、一部のマニアには熱狂的な人気があります。ただ、フランスでも知られているとは知りませんでした。



日本独自のカルチャーはネットの普及もあって世界的な広がりを見せ、アニメやビジュアル系などは一部熱烈なファンも生んでいます。日本のAVも独自に進化した結果、日本が誇る世界のカルチャーとして認知されたんでしょうね。まあ基本はオナニーのオカズなんで、アングラじゃないと駄目なんですけどね。



新宿や阿佐ヶ谷のロフトでは、よくアングラなイベントが開催されています。日本のアングラ文化が大好きなフランス人にとっては聖地ともいえる場所かもしれません。後楽園ホールも格闘技好きの外国人にとっては聖地らしいので、「コウラクエンホール」と普通に言うそうです。さすがに笑天については知らないみたいですがw