今回から各工程の作業の所要時間を記録していく。結構かかったな、と思いつつ具体的な時間が分からなかったからである。
まずは筋彫りから始めた。
たまにミスって彫って素早く溶きパテで修正する。墨入れるとすぐに結果がわかる筋彫りは楽しい。
尾翼片方30分、胴体半身1時間30分、主翼上面、下面とも各2時間分、カウリング1時間、合計で約9時間かかった。
テープで仮止めして次工程のパテ埋め、整形のポイントを確認する。
カウリングと胴体の接合部の形状が宜しくない。
サイドはもっと垂直気味に削らないといけない。
また隙間も大きいのでポリパテで埋める予定。
カウル部も引けがあるのでポリパテで。
折り畳みの軸部分、実機には凹凸があるのでランナーを伸ばしたもので加工してみよう。
ファウラーフラップ基部の上面側は覆いの様な感じで膨らみをプラ板加工で再現したい。
11型まであった下部の銃座の扉部分は12型では廃止されていたらしいので閉じたままだが、エッチングパーツがあるので扉の部分だけ取り付けよう。左下の細い筋彫り線は機外に細い管のようなもんがあった。これもランナーで再現する。
キャノピーは分割予定で、かつ初めて搭乗員をば載せてみようかと。
ハセガワ製、パイロット、中央の偵察員は立ち姿にする。
キットのままの座席位置では高いので(仮で載せたら機体からかなりはみ出した)自作する、また座席も違うので自作、偵察・通信員座席はエッチングパーツにあるのでそれを活用する。
フィギュアが乗る分、コックピットは多少手抜きしてもいいかもしれない。
またキャノピーを開閉状態にするために、型を取ってからヒートプレスしないといけない。
後部銃座にはファインモールドの13mm機銃を取り付ける。(13mm機銃の弾帯がエデュアルドのエッチングパーツにあったのだが薄っぺらくて宜しくないので、0.2mmの真鍮線で銃弾を加工しようかと思案中)
ここまでの作業で、概ね11時間。

つづく