主翼側も加工したのだが、
これだけで10日間もかけてしまった.....
主翼側の隔壁も作りリベット打ち。
中のくり貫きに4回失敗した。
子供の頃に縁日でやった型抜きを思い出す。
0.4mmのプラ板なので厚さの分内側を削り込む。
そうしないとヒンジの根元部分が塞がれてしまう。
薄くしすぎて割れてしまうので補修しながら、相当時間がかかった。
隔壁を接着して抑えをプラ棒で固定。
翼端の上面側の根元に真鍮板でヒンジを付けた。
受けの主翼側の軸を作った。
ピンセットでつまみ損ねて何処かへ飛んでは床を舐めるように探し、結局見つからずまた作り直す...を繰り返すことになった。
更に下部に上下に動くヒンジを付け加えた。
仮組してみるとこんな感じ。
ヒンジはまだ接着していない。
本当は実際に折りたためるようにしたかったのだが結果的に無理そうなので諦める。
一応ある程度までは可動する。
その代わりに折り畳み装置や桁を作り込んでみた。
最後の接着前に内側をアルミ色で塗る。
これでようやく貼り合わせが出来る!
今回も空気取入れ口は真鍮板でスリットを加工。
ヒンジは最終的にはめるので主翼側は概ね完成。
ヒンジの下側は折り畳み装置にロックされるピンを想定して付けてみた。
折りたたみ部分の実機写真を探したが皆無だったのでほぼ想像で作ったが、素組よりもまし?
上の写真だけでは固定できないので、抑え棒を真鍮パイプで作成した。
丸メカニックを参考にしたが、その図面を見ると垂直方向に26°30と記載があるのだが図面で見ると30°以上はある。そこで図面を基準にして翼面に対して約57°機体側に傾いた状態にした。
現在細かな隙間に液パテを流し込み中。
乾燥後に研磨し筋彫りに移行する。

つづく