ケアラーという言葉をご存知だろうか。これは介護する側を支援する人達のことを言います。介護疲れに対するケアとしてはレスパイトケアと呼ばれ一時的に介護から開放され休息がとれるように支援する方法もあります。

介護する側を支援するケアラーですが、東京で介護家族の支援にあたるNPO法人アラジンが面白いサービスを始めました。以下FNNニュースより引用



介護保険受給者が、2011年に初めて500万人を超えました。

家族が介護するのか、社会が介護を支えるのか。高齢化が加速する中で、社会保障の在り方は、今回の選挙でも争点の1つになっています。

こうした中、「ケアラー」と呼ばれる介護する側を支援する動きが広がりつつあります。
東京・阿佐ケ谷駅近くにある小さなカフェ。

このカフェには、ケアラーと呼ばれる、病気などの家族を介護する人たちが集まる。このカフェは、NPO(民間非営利団体)法人「介護者サポートネットワークセンター・アラジン」が、看病に追われ、孤立しがちな介護者の息抜きの場として9月に開業した。


ケアラーは「みんな同じつらい思いをしてるとか、大変な思いをしているとか、そういうことも共有できる」と話した。カフェでは、介護にくわしい店員に悩みを打ち明けたり、ケアラー同士の情報交換も行われる。

安永明生さん(65)は、自宅で94歳になる母親を介護している。


店員は「いろんなお料理を週末にまとめてなさったり、すごく本当に手をかけてらっしゃるじゃないですか」と話した。安永さんは「わたしはどうでもいいけど、母親や嫁にだけは、何とかおいしいものを食べてもらいたい」と話した。


一見、明るく見える安永さんだが、昼間は働いており、介護との両立に休まる時間は少ない。安永さんの母親は脳梗塞を患い、手と足の一部がまひしている。8月に奥さんが乳がんを患い、安永さんは現在、ほぼ1人で介護にあたっている。


食事など、介護での悩みは多いというが、母親の前では笑顔でいることを心がけているという。安永さんの母親は「いつもやってくれるでしょ、おなかすかせてるでしょ。何にもしないで食べるでしょ。もう申し訳なくてね」と話した。


今、問題となる「介護疲れ」。全国各地では、介護疲れから思い詰めた介護者の自殺や心中、虐待などが後を絶たない。警察庁が発表した資料によると、2010年の介護・看護疲れが原因の自殺者は300人を超え、過去最多を記録している。


介護生活のストレスを解消するため、週1回、会社帰りにカフェを訪れる安永さん。安永さんは「ついこの間も、電車を待ってるときに、ホームに吸い込まれてく感じ。でもそれは、ふっと思って、こう引いたのがあったんですけど」と話した。


特別な時間をカフェで過ごし、介護生活へと戻っていく。ケアラーズカフェ&ダイニング「アラジン」の森川恵子さんは「(要介護者)本人に対するケアというか、介護保険にしてもそうです。そういうものっていうのは、かなり充実されつつあると思うんですが、その世話をしているケアラーのことを、もう少し認識していただけたら」と話した。


介護問題にくわしい淑徳大学社会福祉学科の結城康博准教授は、ケアラーの負担を軽減するための介護者支援法の必要性を指摘したうえで、「介護というものを社会で見るのか、家庭で見るのかということをきっちりしない限り、なかなか支援法までは結びつかないなと僕は思ってますね」と述べた。


さらに結城准教授は、介護施設と在宅サービスを拡充し、「施設」と「在宅」という両輪的な仕組みが必要とした。結城准教授は「介護っていうのは、1年続くのか、半年で終わるのか、10年続くのかっていう先が見通せません。その意味でも(介護施設などの)社会資源がちゃんとあれば、社会と家族と、休み休み社会資源が使えると、在宅介護をやってみようという家族も増えてくるんだろうとは思いますね」と述べた。

高齢化社会を迎え、問われる介護の在り方。


衆院選で選ばれる新たなリーダーは、どのような将来像を示すのか。



超高齢社会に突入した日本では、要介護者と共にケアラーをどのように創出し育成していくのかも大事なポイントと言えるのではないでしょうか。今度の選挙では、今まで以上に福祉・介護に対する考え方が重要になってくると思います。新しいリーダーには大胆な舵取りを行ってもらいたいですからね。


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