ホームヘルパー2級の資格を持つ絵本作家と介護現場にて実習を受けた編集がタッグを組んだ介護をテーマにした絵本が話題となっている。
以下キャリアブレインより引用




■実体験を基に「思いやり」盛り込む


「自分たちの親は、そろそろ介護を受ける世代だね」「僕たちの世代には身近な問題でも、今の子どもたちは介護についてほとんど知らない。伝える方法はないだろうか…」。40歳代半ばの書籍編集者と絵本作家の何気ない会話から生まれたのが、この「介護のえほん」。「ストーリーを考えるなら、現場を知っておいた方がいいよ」。ホームヘルパー2級の資格を持つ絵本作家・塚本やすしさんからアドバイスを受けた編集者・福島利行さんは、ホームヘルパー養成講座に申し込み、施設や在宅介護の実習現場に飛び込んだ。


「食事の用意や入浴支援、今までデスクワークが多かったので、思っていたより大変だった」と福島さん。作中のミニコーナー「やってみよう!」は、施設や在宅ケアで車いすを押したり、調理を手伝ったりした実体験を基に、子どもでも無理なくできる高齢者への「思いやり」を盛り込んだ。

絵本の中では、「いなか」に住むおばあちゃんが、買い物途中に転倒してけがをしたため、おじいちゃんの介助が必要に。塚本さんは、食事の介助や車いすから抱きかかえてトイレに連れて行くといった在宅介護の実態を、子どもたちがイメージできるように、鮮やかな色使いで想像力を膨らませるタッチを心掛けたという。



■子どもたちが介護に関心を持つきっかけに


都会から見舞いに来た孫2人は、おじいちゃんが1人で介護する大変さを見て、自分たちで何かできないかと思案。入浴中のおばあちゃんの背中を流したり、おじいちゃんの肩をもんだりして、いたわりの心が芽生え、おばあちゃんを元気づけようと、車いすを押して花畑へ―。「ホームヘルパー2級と障害者(児)居宅介護従業者2級を取っていなかったら、介護の実態に即した絵は描けなかった」と塚本さんは打ち明ける。


高齢者が本当に求めているフレーズを考え、子どもたちが自分自身で介護について考えられるような構成に仕上げるのに2年を要した。また、読み聞かせる親にも介護の重要性を伝えようと、巻末の1ページ分を使って高齢者の身体や心のケアについて解説。福島さんは「高齢化が進む日本では、お年寄りの介護が今後、ますます重要になる。幼い時から少しでも関心を持ってもらえれば」、塚本さんは「絵本を読んだ子どもたちが、思いやりを持って高齢者に接するきっかけになれば」とそれぞれ話している。【新井哉】


介護をテーマにした本は山のように出ていますが、今回の『 介護のえほん だいじょうぶだよ、おばあちゃん (講談社の創作絵本) 』のような絵本というスタイルはあまりないように思います。この絵本をきっかけに子供たちも介護が身近になってくれればいいですけどね


参考になりましたらこちらも見て見ましょう!