介護に関する記事や情報では金銭的なことがテーマとして組まれることが多々あります。きっといざ介護が必要になった時に実際にどれぐらい費用がかかるのかは誰もが気になる所であります。
20代半ばから30代までに人気のフリーペーパーに『R25』というものがあります。リクルート社が発行する首都圏の駅に設置されているフリーペーパーなので都内近郊で勤めている方であれば、一度や二度は恐らく見たことがあると思います。
この『R25』において介護に関する特集記事が出ていました。以下は『R25 』より引用です。
いまは元気な両親だけど、月日が経つにつれて体は衰えていく。将来的に「介護」が必要になるかもしれないと考えると、なんだか結構不安になる。自分の生活に手一杯で貯蓄も少ないし、毎日忙しく働きながら介護もするなんて、どう考えても不可能なような…。まだ遠い先の話とはいえ、ぼんやり考えるだけで気が重くなってしまう人もいるのでは?
「20~30代の方が介護について不安に感じている理由のひとつに、『自分の収入で親の面倒を見られるだろうか?』という悩みがありますが、これは大きな勘違いです。介護資金は、親本人のおサイフで賄うのが基本なんですよ。具体的に何千万円と数字を出している試算もありますが、あまり参考にする必要はないですね」と教えてくれたのは、介護・暮らしジャーナリストでNPO法人パオッコ理事長の太田差惠子さん。
「貯蓄に余裕があって設備の整った介護施設に入ることを希望する方もいれば、介護保険を利用しつつ在宅でケアを受ける方もいます。いまの親世代は年金が充実していることもあり、若者世代よりお金を持っているケースが少なくないですから、資金面に関して子が不安に思う必要はありません。親本人の予算をもとに、『いくらかかるか』ではなく『いくらかけるか』に合わせて介護プランを考えればいいんです」
でも金銭面以外にも、離れて暮らす親を自分の元に引き取ったり、会社を辞めて介護に専念せざるを得ないケースだってあるのでは?
「親の介護のために仕事を辞める“介護離職”は確かに増加していますが、個人的には反対です。親を思う気持ちは大切なことですが、自分の生活だって大事。将来設計を壊してまで介護に専念して、親は本当に喜ぶでしょうか? 離れていて頻繁に訪問するのが難しければ、ホームヘルパーなどのサービスも使えます。月に一度顔を見せにいったり、頻繁に電話で声を聞かせるのも介護のうちと考え、自分にできる範囲でがんばればいいんです」
なんかだか意外とフランクな感じ。では実際に親に介護が必要になったら、最初に何をすればいいんだろう?
「まずは親の居住地を管轄している『地域包括支援センター』に連絡をしてください。ここが最初の窓口になって、保健や介護プランのことなど全体的なアドバイスをしてくれます。その後は兄弟に連絡をとったり、専門家と相談しながら介護プランを組んでいきます。いずれにしろ、介護は絶対に一人ではできません。家族や専門家、そして親本人を含めた“チーム”を組んで立ち向かうことが重要なんですよ」
最近は介護休暇制度を取り入れるなど、介護支援に力を入れはじめている企業も増えているとか。自分一人で抱え込もうとしなければ、介護だってそれほど心配することじゃないのかも?
(呉琢磨)
メイン読者層にとって介護を身近に感じる人はまだまだ少ないように思います。いつ来るかわからない見えない恐怖と戦っているような感じでしょうか![]()
アドバイスにあるようにまずは『地域包括支援センター』が介護初心者にとっての駆け込み寺であるのは間違いないことでしょう。但し平日しか窓口が空いていないのがほとんどなので、窓口が空いているかどうかを確認してから行くのが良いでしょう![]()
今後は介護初心者の相談窓口として、平日の夜間や土日も空いてくれればいいでしょうけど行政主導なので中々難しいのが現状です。相談窓口を民間業者でも請け負うことが可能になれば、きっと実現するとは思うのですが、、、