↓徘徊感知器でご利用者の見守りの負担軽減を図りましょう

こんにちは!

介護用品スタッフ1号です

 

 

今回は「徘徊感知器」編の第二回

「通路の通過で反応するタイプ」

についてお話しします

 

 

【通路の通過で反応するタイプについて】

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通路の通過で反応するタイプは

・送信機(センサー)

・受信機

で構成されています

 

送信機をドアや廊下などに設置し

そこを利用者が通過したらセンサーが反応し

受信機のチャイムが鳴って

家族に知らせる仕組みになっています

 


【複数の受信機を設置できるタイプも】

受信機を設置する場所をどこにするかは

非常に重要です

商品によっては受信機1つに対して

複数の送信機で対応できるタイプもあるので

利用者が色々な場所から

外に出てしまう可能性がある場合は

寝室のドア・玄関上がり框・廊下など

複数の送信機を設置することで対応可能です

 


【留意点】

・送信機と受信機の通信可能距離

 送信機のセンサーが受信機に届く距離は

 商品ごとに決まっています

 一般家屋であればよほどの事がない限り

 問題ないとは思いますが

 距離だけでなく家屋の造りなども

 影響する場合があるので

 正常に作動するかしっかり試してみた上で

 導入することをお勧めします

 

・送信機の取付角度

 送信機の取り付けた角度によっては

 センサーが上手く反応しない場合があります

 商品によって反応する角度が

 微妙に違ったりするので

 設置時には気を付けて下さい

 

・送信機の電池の寿命

 電池を使うタイプの送信機の場合は

 長期間の使用によっては

 電池切れを起こしてしまいます

 たまたま電池切れのタイミングで

 おじいちゃんが外に出てしまった!

 なんてことが無いように

 定期的に電池の交換も必要です

 


【私が関わった実例としては…】

私が徘徊感知器で関わった

利用者さんの実例としては

寝室を出て玄関に向かう廊下に1つ

玄関上がりかまちに1つ

台所の裏口に1つ

合計3つの送信機を取り付けて

家族の寝室に

受信機を設置したケースがありました

 

本人に受信機を付けた事がばれたら嫌だ

という意見もありましたが

廊下はカーテンで良い具合に隠すことができ

(センサーにカーテンが被ると

 本人が通過しても反応しないので

 注意が必要ですが)

玄関上がりかまちも

靴箱の隅で良い具合に隠すことができ

台所の裏口もダストボックスの脇で

良い具合に隠すことができ・・・

といった具合で無事導入に至りました

 

しっかりと家族さんと相談し

利用者の一日の生活で

どの動線でどう動かれるのかを把握した上で

最適な場所に機器を設置するよう心掛けました

 

設置場所については

福祉用具専門相談員としっかり相談して

決めていきましょう

 

 

【まとめ】

・通路の通過で感知するタイプの徘徊感知器は

 受信機と送信機で構成されている

・受信機の設置場所は本人の一日の行動を把握し

 最適な場所に設置する

・受信機と送信機の距離や

 家屋の造りによってはうまく反応しない場合も

・受信機の設置角度や電池の寿命に気を付ける

・設置に当たっては福祉用具専門相談員と

 よく相談して決めましょう

 

ということで

最後まで見て頂きありがとうございました!

 


次回は

ベッドから離床したタイミングで知らせるタイプ

の徘徊感知器について取り上げる予定です

 

ちなみに

最適な福祉用具選定のお手伝いをするのは

私たち福祉用具専門相談員の仕事です

地域の福祉用具専門相談員に

遠慮なく相談していただければ

きっとより適合した機種選定を

行ってくれると思います!

ではでは。