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《介護用品スタッフ1号のオススメ書籍》
 〜福祉用具の知識を深めたい方にオススメ!
私の福祉用具の師匠(私が勝手に思ってるだけですが💦)
市川先生の福祉用具の書籍です
一連の福祉用具が詳しく網羅されていて
私も分からないことがあると読み返して確認してます
⬇️⬇️ 興味がある方は是非!⬇️⬇️
リフトで腰痛予防!




こんにちは!

介護用品スタッフ1号です

 

 

今回からとり上げるのは

「移動用リフト」編です

 



ちなみに

介護保険レンタルの移動用リフトは

主に下記5つの種類に分かれます

・吊り上げタイプ

・段差解消機

・立ち上がり椅子

・入浴用リフト

・階段昇降リフト



 

まず今回は

「吊り上げタイプ」について紹介します


※吊り上げタイプは

 説明する内容のボリュームがあるので

 数回に分けて説明しますね

 


 

【吊り上げタイプリフト】

吊り上げタイプは

「リフト本体」「吊り具」で構成されます


 

 

【使い方】

吊り上げタイプのリフトの使い方を

超簡単に言うと…


吊り具を体に装着

リフトに吊り具を取付

体を吊り上げてベッドや車いすなどに移す

 

の一連の操作になります

 


 

自力で動けない利用者を

ベッドや車いすに移す際に

人力で持ち上げる動作ではなく

リフトを使うことで

本人・介助者とも負担なく安全に

乗り移ることができます

 



【リフト導入の障壁】

ただし

実際の現場では

リフトの導入は非常にハードルが高いです



リフト導入の相談の際に

必ずと言っていいほど

「なんかUFOキャッチャーみたい」

とか

「人の暖かさがなくてリフトはダメ」

「人力で移乗した方がはやい」

「手間がかかる」

などなど

いろいろなネガティブな意見を聞きます

 


 

なかなかリフトの事を

理解していただけない現状があり

私も都度ジリジリした気持ちになったものです

 


 

【人力での移乗のリスク】

しかしながら

人力の移乗によって腰痛を引き起こし

仕事ができない体になってしまう・・・

といった話をそこらじゅうで聞きます

 

 

 

仕事だけならまだしも

腰痛発症によって

今後の一般生活に支障をきたすケースも

聞いたりします



 

これって温かい介護方法でしょうか?

 



私としては

自分自身の身を削ってまでして行う介助方法は

どんな理由があっても

避けるべきだと思っています


 

 

【とはいってもリフトはとっつきにくいのも事実】

ただし

リフトの操作において

特に吊り具の装着方法には

コツが必要であることも確か

 

 

 

福祉用具の仕事についている人も

リフトの依頼が入った時には

利用者にスムーズに説明できるように

事前の予習・練習を

スタッフの大半がやっていると思われます

(実際に外には言わないと思いますが)

 


 

取り扱う側も事前練習が必要なくらいですから

当然利用する側にとっては

高いハードルになっているのも

致し方ないよな…

と素直に思ったりもします

 



【吊り具のマスターが必須】

よくも悪くも

リフトの導入のカギは

吊り具の装着をマスターすることです

 



そこが出来さえすれば

リフトの導入は近いと思います


 

 

【吊り具の種類】

吊り具はたくさんの種類があります


・シート型




・脚分離型





・トイレ型




・ベルト型



 

利用者・介助操作する人や

使う環境などに合わせて

使い分ける必要があります


 

 

【今回のまとめ】

どちらにしても

利用者も介助者も

安全に移乗をする為の福祉用具として

吊り上げタイプのリフトを

もっと活用すべきと思っています




利用者・介助者の体を守り

負担なく生活範囲の拡大を図る上で

吊り上げタイプのリフトの普及が

望まれるところです

 



ということで

次回からは

吊り上げタイプのリフトの

具体的な使い方について

お話ししていこうと思います

 

 

 

ちなみに

最適な福祉用具選定のお手伝いをするのは

私たち福祉用具専門相談員の仕事です

地域の福祉用具専門相談員に

遠慮なく相談していただければ

きっとより適合した機種選定を

行ってくれると思います!


 

ではでは。