某月某日 先月末ごろ、或る方から、コメントを頂いた。「かいごさぶらい」のブログを読んでいらっしゃったのだろう。介護保険制度に関することだ。


「○○(私のこと)さんは、介護保険制度を勉強されたんでしょうか?」に対して「してませんねん」とブログで書いてご返事。介護関係の本は、体験記は別として、専門書の類は1冊も読んだことはない、ことも。


こんなやり取りが2~3回。で。


「いまの介護保険制度で、一番見直しされなければならない点は、何だとお思いですか?」とのコメントが。


「介護者への支援ですわ」と、お答えした。ブログでも書いたが、私は、介護保険制度が発足する、と聞いたとき。


「介護者への支援があるもの」と、勝手に思いこんでいた(不勉強は自業自得です)。それは、直ぐに間違いであることを知った。


「介護される方はもちろんですけど、介護者への支援(具体的には、生活費、仕事が出来なくなった人への休業補償のようなもの、早く言えば、お金ですわ)が必要不可欠ちゃいますか?」年金暮らしのお年寄りが、要介護に陥ると、蓄えが充分にある方は別として、生計がなり立たない(頭の悪い私でも直ぐ分る)。で、介護保険制度の「見直し云々に関して」一番の課題は。


「生計を支えている介護者(私のような)への経済的な支援です」と、するご返事をした。私は、認知症の母を介護していて、家計は遠からず、破綻することは分っていた。で、破綻した。介護と仕事の両立を、私は、果たせなかった分けだ。


「そのツケを今、払ってますねん」と、返信した。今回、介護保険制度が改定される為、関心が高いのだろう。私の知る限り、制度の改定(見直し)に。


「介護者への支援」は、入っていない。


「介護者への支援に眼え~、向けなあかん、、、」男性介護ネットでは「介護体験記」を募集している。私は、母が寝たきりになる寸前、お世話になった「グループホーム」の事を織り込んだ原稿を、応募しようと思っていたが、急遽一部分を「介護者への支援」に書き換え、先日、同事務局に原稿を送った。(グループホームの事は、また何時か、このブログで書きますわ)。