某月某日 お昼過ぎ、印刷出版会社から連絡が入った。(うん、もう校了やのに?)。

「○○さん、お早うございます」担当者が、変わっていたので、ちょっと分らなかった。

「あっ、お早うさんです」(先週、本は校了したはず?やけど)。担当者が変わった理由が分り、挨拶も兼ねての最終確認であった。

「かいごさぶらい、下巻、校了でよろしいですか?」

「はい、もう、それで結構です」既に、前任者には表紙、本文、奥付等の変更箇所を了承済み。

「分かりました、それでは、これで進めます。今月末の日付で出版となります」全てを了承。「かいごさぶらい」下巻、3月31日に電子出版とオンデマンド出版の運びとなった。

 内容は上巻の続編。(分量が多いので、上、下に分けた)。上巻は二章で終わっている。
 下巻は

 第三章 「介護と仕事」の両立は?母との日常

 第四章 「家族」だから

 第五章 「認知症と戦う」母

 第六章 「母の気力」

 第七章 「寝たきりへの道」

 第八章 「介護してるは、不遜」


「出来上がったら、また、ぐちゅぐちゅ言われるかもね」兎に角、これで、亡き母の認知症と言う「病」の「記録」を残すことが出来た。(自己満足でもなんでも、かめへんねん)。私なりの母への惜別の念だ(お袋ちゃんが、生きてるうちに、完成したかったな~、、、)。