ぼくが生きてる、ふたつの世界
日本のコーダ(耳の聞こえない親の子ども)の話。
感動!ではなくて親が障害者ゆえの苦労などが描かれている。
主人公の将来の目的のなさが少しイライラした。
でも根底には優しさがあってそれが障害者にとって隔たりになっている面もあったり。
赤ちゃんの時から子役まで美人な人をセレクトしたなぁと。
それが吉沢亮になるのは納得。
原作があって原作者が主人公だからそれがリアルなんだろうね。
障害者だろうが健常者だろうが親は親、主人公の母親の愛情が若い頃はウザかっただろうけど大人になるとありがたくなるものなのに若い頃は気づかないものだよね。
父親のおおらかさがとても好き。
東京駆け落ちエピソードも良かったなー。
むしろ親の話の方が映画になるんじゃないかななんて思ってしまった。